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SPEC ファイルのバージョン管理について

FIXME: 他のセクションを参照する部分の修正、および 6.0 向けには branches を利用することを明記

Vine Linux 6.0 から、Subversionを利用してSPECファイルのバージョン管理を行っています。

管理されている SPEC ファイルは、リポジトリブラウザで確認することができます。(閲覧専用です。)

標準的な Subversion リポジトリに従って、branches,tags,trunk の 3 つのディレクトリを作成していますが、branches,tags の運用方法についてはまだ正式に決定されておらず、現在は trunk のみを利用しています。trunk ディレクトリの中は、まず、パッケージの頭文字一文字(大文字と小文字は区別する)で分類しています。それぞれのディレクトリの中に更にパッケージ名でディレクトリが作成され、各パッケージの SPEC ファイルが格納されています。

既存のパッケージをメンテナンスする場合

  1. パッケージを作成・更新する前に
  2. SPECファイルのチェックアウト
    $ svn co http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名
    
  3. パッケージの作成・更新
  4. パッケージのテスト
  5. 修正のコミット
    $ svn ci
    
    ここでconflictが発生した場合は、他のメンテナと調整をしてください。
  6. パッケージのアップロード
  7. パッケージ作成・更新のアナウンス

新たにパッケージを作成した場合

  1. パッケージを作成・更新する前に
  2. Subversion リポジトリ上にそのパッケージ用のディレクトリを作成
    $ svn mkdir --parents http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名
    
  3. 上記で作成したディレクトリをローカルコンピューターにチェックアウト(SPEC ファイルを作成するディレクトリ)
    $ svn co http://trac.vinelinux.org/repos/projects/specs/trunk/頭文字/パッケージ名
    
  4. パッケージの作成・更新
  5. パッケージのテスト
  6. 作成したパッケージの SPEC ファイルをリポジトリに追加しコミット
    $ svn add パッケージ名-vl.spec
    $ svn ci
    
  7. パッケージのアップロード
  8. パッケージ作成・更新のアナウンス