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パッケージのアップロード

パッケージのアップロードに先だってGnuPGによる署名を行います。次のようにして作成されたパッケージに署名してください。

$ rpm --addsign パッケージファイル名

なお、vbuilderによるパッケージのビルド時に --sign オプションを付加することにより、署名を同時に行うことも可能です。

念のため、アップロードする全てのパッケージファイルに対して、次のようにしてパッケージへの署名の検証を行ってください。 (この例では、アップロードするパッケージを一つのディレクトリに集めた場合を想定しています。)

$ rpm -K *.rpm
gnome-panel-2.28.0-4vl6.src.rpm: (sha1) dsa sha1 md5 gpg OK
gnome-panel-2.28.0-4vl6.x86_64.rpm: (sha1) dsa sha1 md5 gpg OK

アップロードするパッケージファイル全てに gpg という文字列が含まれていることを確認してください。

署名に問題がなければ、lftpなどのftpクライアントを用いて、パッケージをアップロードします。アップロード先のディレクトリ構成は以下のようになっています。

  • VineLinux
    • 5 (Vine Linux 5.x 向けの main カテゴリに属するパッケージの proposed-updates 用)
    • 6 (Vine Linux 6.x 向けの main カテゴリに属するパッケージの proposed-updates 用)
  • VinePlus
    • 5 (Vine Linux 5.x 向けの plus カテゴリ等に属するパッケージアップロード用)
      • non-free (同 nonfree カテゴリ等に属するパッケージアップロード用)
    • 6 (Vine Linux 6.x 向けの plus カテゴリ等に属するパッケージアップロード用)
      • non-free (同 nonfree カテゴリ等に属するパッケージアップロード用)
  • VineSeed (nonfree を除く VineSeed 向けパッケージアップロード用)
    • TestPkg? (VineSeed 向けのテストパッケージアップロード用)
    • non-free (VineSeed 向け nonfree パッケージアップロード用)

注意

パッケージのアップロード先はお問い合わせください

現在のところ、パッケージのアップロード先は、開発者以外へ非公開としています。

アップロード先のアドレス、アカウント情報については、<Vine@…>までお問い合わせください。

署名を忘れた場合の通知について

パッケージへの署名を行わずにパッケージをアップロードした場合、aptリポジトリへの登録が拒否されます。

この場合、開発者用メーリングリストに [VPMIRROR] NOT SIGNED PACKAGE UPLOADED という件名のメールが自動送信されます。このメールに拒否されたパッケージファイル名が含まれていますので署名を行った上で再度、アップロードしてください。

誤ったパッケージをアップロードした場合

誤ったパッケージをアップロードした場合、自分で削除することができません。

誤ったパッケージのアップロードに気づいた場合は、速やかに開発者用メーリングリストに削除依頼を投稿してください。