wiki:PackagingPolicy

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パッケージングポリシー

Vine Linux のパッケージを作成するための指針です。 原則としてこれらの指針にしたがって今後修正していくことになります。

各種ポリシー

一般的なサブパッケージ名について

Vine Linux ではサブパッケージ名として以下のようなものがよく使われています (これら以外のサブパッケージ名を制限するものではありません)。

  • -devel
    • 開発向けサブパッケージ
      通常、メインパッケージのライブラリを使うプログラムをコンパイルする際に必要な ヘッダファイル (.h) が収録されています
    • 従来はスタティックライブラリ (.a) も収録されていましたが、 上述の static ライブラリ収録ポリシー の通り、今後は -devel サブパッケージには収録しないことになります
      (パッケージから削除、あるいは -static サブパッケージとして独立させる)
    • 同様に従来 -devel サブパッケージに収録されていることの多かった Libtool ".la" についても、上述の Libtool ".la" ファイル収録ポリシー の通り、原則として今後は -devel サブパッケージには収録しない (削除) ことになります
  • -libs
    • ランタイムライブラリ .so.* が収録されています
    • 本体パッケージのサイズがある程度大きくなった場合などの理由がある場合、 本体にはバイナリや設定ファイルを、ライブラリを -libs サブパッケージに 分けてパッケージングすることがあります
  • -tools, -utils
    • 本体のパッケージが主にライブラリを収録している場合、 ツールなどのバイナリやスクリプト群をサブパッケージ化する場合があります
  • -doc
    • 付属ドキュメント類などを独立したサブパッケージに分けたものです
  • -demos, -examples
    • ドキュメント類同様に、サンプルスクリプトやサンプルコード類を サブパッケージに分けたものです