ドライバパッケージのインストール以外のコマンドラインでの作業がいくつかあり、設定ミスの元となるため自動化するスクリプトを用意しました。
このスクリプトは、以下の処理を行います。
ドライバパッケージをインストールした直後の状態で、ターミナルにてcapt.shをダウンロードしたディレクトリへ移動し、以下のコマンドを実行します。
$ sudo sh capt.sh モデル名 デバイス名
zenityがインストールされている環境にてモデル名・デバイス名ともに省略すると、モデル・デバイスを一覧から選択できます。
使用法、利用可能モデル・デバイス一覧を見るには以下のようにします。
$ sudo sh capt.sh -h usage: capt.sh <MODEL> <DEVICE> Available models: LBP1120 LBP1210 LBP3000 LBP3100 LBP3200 LBP3210 LBP3300 LBP3310 LBP3500 LBP3600 LBP5000 LBP5050 LBP5100 LBP5300 LBP6200 LBP6300 LBP7010C LBP7200C LBP9100C Available devices:
正常に終了すると以下のような表示になります。
$ sudo sh capt.sh LBP5100 /dev/usb/lp0 fix initscript ... printer 'LBP5100' was added. configure ccpd ... CUPS_ConfigPath = /etc/cups/ LOG Path = None UI Port = 59787 Entry Num : Spooler : Backend : FIFO path : Device Path : Status ---------------------------------------------------------------------------- [0] : LBP5100 : ccp : //localhost:59687 : /dev/usb/lp0 : New!! restart daemons ... cupsを停止中: [ OK ] cupsを起動中: [ OK ] Shutting down /usr/sbin/ccpd: [ OK ] .tarting /usr/sbin/ccpd: [ OK ] completed!
ここではCanon LBP-5100の設定を例に記述します。他のCAPTプリンタをお持ちの方は適宜読み替えてください。Canonが配布しているドライバのインストール、cupsパッケージの入れなおしは終了しているものとします。
$ sudo /usr/sbin/ccpdadmin -p LBP-5100 -o /dev/usb/lp0 $ sudo /etc/init.d/ccpd restart(※) "LBP-5100"は7.で「名前」欄に入力したものと同じものを入力してください。
ドライバパッケージインストール後処理の自動化スクリプト