source: projects/web/trunk/news/19981116/press19981116.html @ 6754

Revision 6754, 7.8 KB checked in by daisuke, 12 years ago (diff)

remove css
Line 
1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
3<html xml:lang="ja" lang="ja" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
4<head>
5  <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8" />
6  <meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" />
7  <meta http-equiv="content-style-type" content="text/css" />
8  <title>Vine Linux リリースについて</title>
9  <link rel="icon" href="/images/vinelogo-trans.png" type="image/png" />
10  <link rel="shortcut icon" href="/images/vinelogo-trans.png" />
11  <script type="text/javascript">
12  var _gaq = _gaq || [];
13  _gaq.push(['_setAccount', 'UA-156959-1']);
14  _gaq.push(['_trackPageview']);
15  (function() {
16    var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true;
17    ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js';
18    var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
19  })();
20  </script>
21  <script type="text/javascript" src="https://apis.google.com/js/plusone.js">
22  {lang: 'ja'}
23  </script>
24</head>
25
26<body>
27
28<TABLE ALIGN="center"><TD WIDTH=600>
29<P>
30<CENTER>
31<H2>Vine Linux リリースについて</H2>
32</CENTER>
33
34<DIV ALIGN="RIGHT">
351998年11月16日<BR>
36Project Vine<BR>
37</DIV>
38<P>
39
40　この度 Project Vine は、日本語環境を統合した Linux 配付パッケージ
41<B>『Vine Linux 1.0』</B>をリリース致します。
42
43<H3>1 Project Vine とは</H3>
44
45　Project Vine は、より良い日本語対応 OS をリリースするために組織されました。
46メンバーは、<B>はねひでや、すずきだいすけ、にしいじゅん、松本庄司、竹田英二、
47<I>武井和久</I><!- 、ずけらんしん、ひがひでゆき-></B>より構成され、それぞれが
48Linux 各方面で実績があるメンバーです。なお、全員が PJE(Project JE)のメンバー
49であることも特徴です。
50
51<H3>2 何故 Vine Linux なのか</H3>
52
53　Vine Linux は、インストールから日本語アプリケーションの利用までを初
54心者でも簡単に行うことのできるよう考慮した、Linux 配布パッケージです。
55<BR>
56
57　従来 Linux での日本語環境は、PJE のように既存の英語配布パッケージ
58に日本語パッケージを追加する方法が広く使われてきました。しかし、この
59方法では、英語配布パッケージをインストールするときの英語メッセージと
60いう最初のハードルにつまづいてしまうことがありました。また、さらに日
61本語版パッケージを加える必要があり、トータルで見た場合、理想の配布パッ
62ケージではありませんでした。<BR>
63
64　Project Vine の個々のメンバーは、PJE の開発に携わった際に、様々なディ
65ストリビューションの各バージョンに完全に対応する日本語環境を提供するた
66めには大変な作業を必要としながら、十分な日本語環境の構築を行えないこと
67を痛感しました。そして、本当に利用者が使いやすい日本語環境を作成するた
68めには、利用者でもあり開発者でもある自分たちが使いやすいパッケージが必
69要であると考えました。そこで Project Vine は、各自のスキルを生かして本
70当に使いやすい日本語配布パッケージを開発しました。<BR>
71
72<H3>3 Vine Linux の特徴</H3>
73
74　より完全な配布パッケージを目指し、Vine Linuxは以下の特徴を持たせまし
75た。
76
77<UL>
78<LI><B>RedHat Linux 5.x ベース</B><BR>
79
80　海外で最も広く利用されていると言われている RedHat Linux 5.x がベース
81になっています。海外の商用アプリケーションは RedHat Linux を前提に開発
82されていることが多く、それらをそのまま利用することができます。また、
83RedHat Linux の大きな利点のひとつある完全なパッケージ管理を踏襲してい
84ます。<P>
85
86<LI><B>glibc2と日本語localeの採用</B><BR>
87
88　国際化プログラミングを考慮した glibc2 と、glibc2 を日本語 locale 対
89応にする wcsmbs を採用しています。従来の標準的な日本語環境である
90libc5+X_LOCALEで発生していた NetscapeCommunicator などでの日本語表示・
91入力・編集の不都合が解消されます。また、国際化に考慮して開発されている
92Oracle8 などの商用アプリケーションでそのまま日本語を利用することができ
93ます。<P>
94
95<LI><B>日本語アプリケーションソフトウェアの収録</B><BR>
96
97　Add-on 型の日本語アプリケーションパッケージとして実績のある PJE をベー
98スとした日本語アプリケーションソフトウェアを収録してありますので、イン
99ストール後、ただちに日本語環境下で使用することが可能です。加えて、後述
100の Vine Tools、日本語 Netscape も即使用可能です。なお、標準のかな漢字
101変換システムには、かんなを採用しています。<P>
102
103<LI><B>Vine Tools</B><BR>
104
105　独自開発のアプリケーションソフトウェア(Vine Tools)が用意され、特に
106UNIX に詳しくない初心者に必要十分な機能が提供されます。Vine Tools では、
107最も使用頻度が高いと思われる、<B><A HREF="http://web.archive.org/web/20000915213735/http://vinelinux.org/Image/vmail.jpg">メーラ
108</A>、<A HREF="http://web.archive.org/web/20000915213735/http://vinelinux.org/Image/vedit.gif">簡易エディタ</A></B>をまず収録しま
109す。<P>
110
111<LI><B>日本語インストーラ</B><BR>
112
113　RedHat Linux のインストーラを日本語化し、さらに容易にインストールで
114きるようにカスタマイズしたものを用意してあります。<P>
115
116<LI><B>日本語マニュアル・ページ</B><BR>
117
118  JMAN(Linux Japanese Manual Project)による日本語マニュアル・ページを
119収録していますので、標準的なコマンドの使用方法を日本語で閲覧することが
120できます。<P>
121
122<LI><B>コンパクトな配布パッケージ</B><BR>
123
124　基本的なソフトウェアについては、バイナリ＋ソースが 1 枚の CD-ROM に
125収まるように考慮されており、雑誌等付録への収録も容易です。OS として十
126分に吟味された内容ですから、サーバ用としても十分に利用できます。もちろ
127ん Apache、Gimp、Netscape 等の著名なソフトウェアも含まれています。
128<BR>
129
130　また、それ以外のソフトウェアについては、オプショナルの形で提供をする
131予定です。<P>
132
133</UL>
134
135<H3>4 動作プラットホーム</H3>
136　Vine Linux 1.0 は以下のアーキテクチャで動作予定です。
137
138<UL>
139    <LI>PC/AT 互換機 Intel
140    <LI>Alpha PC
141    <LI>Sparc Workstation
142</UL>
143
144<H3>5 配布について</H3>
145　Vine Linux は以下の方法で配布する予定です。
146
147<UL>
148    <LI>ftp
149    <LI>雑誌/書籍の付録 CD-ROM
150</UL>
151
152  また、フリーでは解決できない商用フォント等を含めた Official版(仮)や、
153特にセキュリティ等を考慮したサーバ・バージョンについては、別途計画中で
154す。
155
156<H3>6 リリース時期</H3>
157
158　1999年1月Intel版(予定)。Alpha、Sparc については順次リリース。
159
160<H3>7 連絡先</H3>
161
162　Vine Linux 及び Project Vine に関する問い合わせは、
163<PRE>
164    <TT><del>Vine＠flatout.org</del></TT>
165</PRE>
166までお願い致します。
167
168<DIV ALIGN="RIGHT">
169以上
170</DIV>
171<HR>
172
173<div align="right">
174    <p><a href="/copyright.html">
175       Copyright &copy;1998-2012 Project Vine, All Rights Reserved.</a></p>
176</div>
177</TD>
178
179</TABLE>
180
181
182
183</body>
184</html>
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.