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26
27<body>
28
29<TABLE ALIGN="center"><TD WIDTH=600>
30<P>
31<CENTER>
32<H2>Vine Linux リリースについて</H2>
33</CENTER>
34
35<DIV ALIGN="RIGHT">
361998年11月16日<BR>
37Project Vine<BR>
38</DIV>
39<P>
40
41 この度 Project Vine は、日本語環境を統合した Linux 配付パッケージ
42<B>『Vine Linux 1.0』</B>をリリース致します。
43
44<H3>1 Project Vine とは</H3>
45
46 Project Vine は、より良い日本語対応 OS をリリースするために組織されました。
47メンバーは、<B>はねひでや、すずきだいすけ、にしいじゅん、松本庄司、竹田英二、
48<I>武井和久</I><!- 、ずけらんしん、ひがひでゆき-></B>より構成され、それぞれが
49Linux 各方面で実績があるメンバーです。なお、全員が PJE(Project JE)のメンバー
50であることも特徴です。
51
52<H3>2 何故 Vine Linux なのか</H3>
53
54 Vine Linux は、インストールから日本語アプリケーションの利用までを初
55心者でも簡単に行うことのできるよう考慮した、Linux 配布パッケージです。
56<BR>
57
58 従来 Linux での日本語環境は、PJE のように既存の英語配布パッケージ
59に日本語パッケージを追加する方法が広く使われてきました。しかし、この
60方法では、英語配布パッケージをインストールするときの英語メッセージと
61いう最初のハードルにつまづいてしまうことがありました。また、さらに日
62本語版パッケージを加える必要があり、トータルで見た場合、理想の配布パッ
63ケージではありませんでした。<BR>
64
65 Project Vine の個々のメンバーは、PJE の開発に携わった際に、様々なディ
66ストリビューションの各バージョンに完全に対応する日本語環境を提供するた
67めには大変な作業を必要としながら、十分な日本語環境の構築を行えないこと
68を痛感しました。そして、本当に利用者が使いやすい日本語環境を作成するた
69めには、利用者でもあり開発者でもある自分たちが使いやすいパッケージが必
70要であると考えました。そこで Project Vine は、各自のスキルを生かして本
71当に使いやすい日本語配布パッケージを開発しました。<BR>
72
73<H3>3 Vine Linux の特徴</H3>
74
75 より完全な配布パッケージを目指し、Vine Linuxは以下の特徴を持たせまし
76た。
77
78<UL>
79<LI><B>RedHat Linux 5.x ベース</B><BR>
80
81 海外で最も広く利用されていると言われている RedHat Linux 5.x がベース
82になっています。海外の商用アプリケーションは RedHat Linux を前提に開発
83されていることが多く、それらをそのまま利用することができます。また、
84RedHat Linux の大きな利点のひとつある完全なパッケージ管理を踏襲してい
85ます。<P>
86
87<LI><B>glibc2と日本語localeの採用</B><BR>
88
89 国際化プログラミングを考慮した glibc2 と、glibc2 を日本語 locale 対
90応にする wcsmbs を採用しています。従来の標準的な日本語環境である
91libc5+X_LOCALEで発生していた NetscapeCommunicator などでの日本語表示・
92入力・編集の不都合が解消されます。また、国際化に考慮して開発されている
93Oracle8 などの商用アプリケーションでそのまま日本語を利用することができ
94ます。<P>
95
96<LI><B>日本語アプリケーションソフトウェアの収録</B><BR>
97
98 Add-on 型の日本語アプリケーションパッケージとして実績のある PJE をベー
99スとした日本語アプリケーションソフトウェアを収録してありますので、イン
100ストール後、ただちに日本語環境下で使用することが可能です。加えて、後述
101の Vine Tools、日本語 Netscape も即使用可能です。なお、標準のかな漢字
102変換システムには、かんなを採用しています。<P>
103
104<LI><B>Vine Tools</B><BR>
105
106 独自開発のアプリケーションソフトウェア(Vine Tools)が用意され、特に
107UNIX に詳しくない初心者に必要十分な機能が提供されます。Vine Tools では、
108最も使用頻度が高いと思われる、<B><A HREF="http://web.archive.org/web/20000915213735/http://vinelinux.org/Image/vmail.jpg">メーラ
109</A><A HREF="http://web.archive.org/web/20000915213735/http://vinelinux.org/Image/vedit.gif">簡易エディタ</A></B>をまず収録しま
110す。<P>
111
112<LI><B>日本語インストーラ</B><BR>
113
114 RedHat Linux のインストーラを日本語化し、さらに容易にインストールで
115きるようにカスタマイズしたものを用意してあります。<P>
116
117<LI><B>日本語マニュアル・ページ</B><BR>
118
119  JMAN(Linux Japanese Manual Project)による日本語マニュアル・ページを
120収録していますので、標準的なコマンドの使用方法を日本語で閲覧することが
121できます。<P>
122
123<LI><B>コンパクトな配布パッケージ</B><BR>
124
125 基本的なソフトウェアについては、バイナリ+ソースが 1 枚の CD-ROM に
126収まるように考慮されており、雑誌等付録への収録も容易です。OS として十
127分に吟味された内容ですから、サーバ用としても十分に利用できます。もちろ
128ん Apache、Gimp、Netscape 等の著名なソフトウェアも含まれています。
129<BR>
130
131 また、それ以外のソフトウェアについては、オプショナルの形で提供をする
132予定です。<P>
133
134</UL>
135
136<H3>4 動作プラットホーム</H3>
137 Vine Linux 1.0 は以下のアーキテクチャで動作予定です。
138
139<UL>
140    <LI>PC/AT 互換機 Intel
141    <LI>Alpha PC
142    <LI>Sparc Workstation
143</UL>
144
145<H3>5 配布について</H3>
146 Vine Linux は以下の方法で配布する予定です。
147
148<UL>
149    <LI>ftp
150    <LI>雑誌/書籍の付録 CD-ROM
151</UL>
152
153  また、フリーでは解決できない商用フォント等を含めた Official版(仮)や、
154特にセキュリティ等を考慮したサーバ・バージョンについては、別途計画中で
155す。
156
157<H3>6 リリース時期</H3>
158
159 1999年1月Intel版(予定)。Alpha、Sparc については順次リリース。
160
161<H3>7 連絡先</H3>
162
163 Vine Linux 及び Project Vine に関する問い合わせは、
164<PRE>
165    <TT><del>Vine@flatout.org</del></TT>
166</PRE>
167までお願い致します。
168
169<DIV ALIGN="RIGHT">
170以上
171</DIV>
172<HR>
173
174<div align="right">
175    <p><a href="/copyright.html">
176       Copyright &copy;1998-2012 Project Vine, All Rights Reserved.</a></p>
177</div>
178</TD>
179
180</TABLE>
181
182
183
184</body>
185</html>
Note: See TracBrowser for help on using the repository browser.