v5 | v6 | |
---|---|---|
28 | 28 | * 2つ目の引数は、rpm のビルドに使用する spec ファイル名を指定します。 |
29 | 29 | * 3つ目の引数は、ソースファイルをダウンロードするための URL を指定します。[[br]]ヘルパースクリプトはこの URL から wget を使ってソースをダウンロードしようとします。[[br]]3つめ以降の引数は全てソースの URL と解釈するので、複数のファイルをダウンロードする必要がある場合は、続けて指定できます。 |
30 | i. 他の self-build パッケージから依存される場合は、%post で |
|
30 | i. 他の self-build パッケージから依存される場合は、%post で更に以下のようヘルパースクリプトを実行して、作成した rpm パッケージが実際にインストールされるより前に、必要なファイルをファイルシステム上に展開します。(オプショナル) | |
31 | 31 | {{{ |
32 | %post | |
32 | 33 | /usr/lib/rpm/pre-allocate-rpm.sh %{pkgname}-%{version}-%{release} \ |
33 | 34 | %{pkgname}-devel-%{version}-%{release} |
… | … | |
36 | 37 | * ヘルパースクリプトは指定された rpm から 設定ファイル(rpm -qc で表示されるもの)とドキュメント(rpm -qd で表示されるもの)を除いたファイルを rpm2cpio | cpio コマンドで抽出し、ファイルシステム上に展開します。 |
37 | 38 | * なおこの展開したファイルは、直後の rpm パッケージのインストールにより上書きされます。 |
39 | * これにより依存関係をもつ複数の self-build パッケージが同一トランザクションでインストールできるようになります。 | |
38 | 40 | 1. spec ができたら、$ rpm -ba self-build-lame.spec で rpm パッケージを作成し、その後 root になって # rpm -Uvh self-build-lame-3.97-0vl3.i386.rpm のようにしてインストールし、ターゲットの rpm ファイルが /var/cache/self-build 以下にできあがることを確認します。 |
39 | 41 |