85 | | * 他の self-build パッケージから依存されそうな場合は、pre-allocate-rpm.sh を %post で実行[[br]]たとえば self-build-lame からは lame, lame-mp3x, lame-devel の3つの rpm が出来上がります。これらは(たとえば) mplayer を mp3 対応でビルドする為には、予めインストールされている必要があります。[[br]]このような場合、self-build-lame.spec の %post で pre-allocate-rpm.sh を実行しておくと、事前に必要なバイナリやヘッダファイル等がファイルシステム上に展開されるので、apt-get install self-build-mplayer を実行した結果、依存により self-build-mplayer と self-build-lame が一緒に一回でインストールされても、mplayer を mp3 対応でビルドできるようになります。 |
86 | | * self-build 同士の依存情報は、self-build-*.spec 内の !PreReq にのみ記述[[br]]上記のケースで、mplayer のビルドに lame, lame-devel が必要となる場合、各 spec には以下のように記述します。[[br]]これは self-build の仕組み上、先にすべての rpm パッケージを作成して、その後にできた rpm パッケージをまとめてインストールするので、後からインストールされる rpm パッケージをその前の段階で要求すると、依存が満たせずにエラーとなるのを防ぐためです。 |
| 85 | * __他の self-build パッケージから依存されそうな場合は、pre-allocate-rpm.sh を %post で実行__[[br]] |
| 86 | たとえば self-build-lame からは lame, lame-mp3x, lame-devel の3つの rpm |
| 87 | が出来上がります。これらは(たとえば) mplayer を mp3 対応でビルドする為には、 |
| 88 | 予めインストールされている必要があります。[[br]] |
| 89 | このような場合、self-build-lame.spec の %post で pre-allocate-rpm.sh |
| 90 | を実行しておくと、事前に必要なバイナリやヘッダファイル等がファイルシステム上に |
| 91 | 展開されるので、apt-get install self-build-mplayer を実行した結果、依存により |
| 92 | self-build-mplayer と self-build-lame が一緒に一回でインストールされても、 |
| 93 | mplayer を mp3 対応でビルドできるようになります。 |
| 94 | * __self-build 同士の依存情報は、self-build-*.spec 内の !PreReq にのみ記述__[[br]] |
| 95 | 上記のケースで、mplayer のビルドに lame, lame-devel が必要となる場合、各 spec |
| 96 | には以下のように記述します。[[br]] |
| 97 | これは self-build の仕組み上、先にすべての rpm パッケージを作成して、 |
| 98 | その後にできた rpm パッケージをまとめてインストールするので、 |
| 99 | 後からインストールされる rpm パッケージをその前の段階で要求すると、 |
| 100 | 依存が満たせずにエラーとなるのを防ぐためです。 |