Changes between Version 23 and Version 24 of self-build-creation


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2010/02/03 17:09:25 (14 years ago)
Author:
kazutaka
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  • self-build-creation

    v23 v24  
    6666      * ヘルパースクリプトは指定された rpm から 設定ファイル(rpm -qc で表示されるもの)とドキュメント(rpm -qd で表示されるもの)を除いたファイルを rpm2cpio | cpio コマンドで抽出し、ファイルシステム上に展開します。[[br]]尚、この展開したファイルは後の rpm パッケージのインストールにより上書きされます。 
    6767      * これにより依存関係をもつ複数の self-build パッケージが同一トランザクションでインストールできるようになります。 
    68  1. spec ができたら、$ rpm -ba self-build-lame.spec で rpm パッケージを作成し、その後 root になって # rpm -Uvh self-build-lame-3.97-0vl3.i386.rpm のようにしてインストールし、ターゲットの rpm ファイルが /var/cache/self-build 以下にできあがることを確認します。 
     68 1. __作成した self-build パッケージの作成とテスト__[[br]] 
     69    spec ができたら、$ rpm -ba self-build-lame.spec で rpm パッケージを作成し、 
     70    その後 root になって # rpm -Uvh self-build-lame-3.97-0vl3.i386.rpm のようにして 
     71    インストールし、ターゲットの rpm ファイルが /var/cache/self-build 以下にできあがる 
     72    ことを確認します。 
    6973 
    70   
    71 実際にはパッケージ名やターゲットのプログラムの名前、ソースのダウンロード URL 等は %define でマクロとして最初に宣言しておいた方が管理しやすくなります。 
    72 self-build-lame.spec がサンプルとして使えると思いますので、初めて作成する方は apt-get source self-build-lame を実行して ~/rpm/SPECS に展開された spec ファイルを参考してみてください。 
     74実際にはパッケージ名やターゲットのプログラムの名前、ソースのダウンロード URL 
     75等は %define でマクロとして最初に宣言しておいた方が管理しやすくなります。 
     76self-build-lame.spec がサンプルとして使えると思いますので、初めて作成する方は 
     77apt-get source self-build-lame を実行して ~/rpm/SPECS に展開された spec 
     78ファイルを参考してみてください。 
    7379 
    7480== self-build 同士が依存する場合の注意点 == 
    7581 
    76 ある self-build なパッケージが、他の self-build なパッケージが提供する rpm に依存する場合、以下の点に注意する必要があります。 
     82ある self-build なパッケージが、他の self-build なパッケージが提供する rpm 
     83に依存する場合、以下の点に注意する必要があります。 
    7784 
    7885 * 他の self-build パッケージから依存されそうな場合は、pre-allocate-rpm.sh を %post で実行[[br]]たとえば self-build-lame からは lame, lame-mp3x, lame-devel の3つの rpm が出来上がります。これらは(たとえば) mplayer を mp3 対応でビルドする為には、予めインストールされている必要があります。[[br]]このような場合、self-build-lame.spec の %post で pre-allocate-rpm.sh を実行しておくと、事前に必要なバイナリやヘッダファイル等がファイルシステム上に展開されるので、apt-get install self-build-mplayer を実行した結果、依存により self-build-mplayer と self-build-lame が一緒に一回でインストールされても、mplayer を mp3 対応でビルドできるようになります。