[wiki:docs Vine Linux ドキュメント] / [wiki:../../../../ Vine Linux 7.x] / [wiki:../../../ CUI ユーザーズガイド] / [wiki:../../ alternatives による標準コマンドの切り替え] / [wiki:../ alternatives の仕組み] / リンクグループ(マスターリンクとスレーブリンク) = リンクグループ(マスターリンクとスレーブリンク) = alternatives には、プログラムが変更されたら同時にマニュアルページファイルも切り替える、といったように、複数のものを同時に切り替える仕組みがあります。 総称名1を切り替えたら、総称名2のほうも同時に切り替えるというように、複数の総称名をグループ化することで、選択候補を同時に切り替えられるようにすることができます。 基準となる総称名1をマスターリンク(master link)と呼び、それと同時に変更される総称名2をスレーブリンク(slave link)と呼びます。 マスターリンクとスレーブリンクを合わせて、リンクグループ(link group)と呼びます。 スレーブリンクは、マスターリンクに合わせて切り替わるものなので、モードと優先度を持ちません。総称名とリンク名と選択候補を持ちます。 スレーブリンクは、無くてもいいものなので、マスターリンクの選択候補1にはスレーブリンクがあるけれど、選択候補2にはスレーブリンクはない、といったようにもできます。全て対応させる必要はありません。 また、スレーブリンクを複数持つこともできます。 マスターリンクとスレーブリンクは、図のような関係になります。 [[Image(alternatives-master-slave.png)]] 総称名1の選択候補ファイルAと、総称名2の選択候補ファイルaが対応します。 また、総称名1の選択候補ファイルBと、総称名2の選択候補ファイルbが対応します。 リンク名1にファイルAを選択した時には、リンク名2がファイルaになります。