[wiki:docs Vine Linux ドキュメント] / [wiki:../ RPM パッケージの作成方法] / ソースパッケージの再構築 = ソースパッケージの再構築 = == apt-get コマンドによる再構築 == apt-getコマンドでソースパッケージを再構築するには、source コマンドに -b オプションを付加します。 {{{ $ apt-get -b source パッケージ名 }}} カレントディレクトリにソースパッケージがあるかどうかチェックが行われ、無い場合はダウンロードされます。既にダウンロードしている場合は、パッケージ名の代わりにソースパッケージ名でも構いません。 再構築が完了すると 書き込み完了: ファイル名 と表示されるのでメッセージを頼りにできあがったバイナリ RPM をインストールしてください。 例えば、libprojectm というパッケージを再構築した場合は、以下のように出力されます。 {{{ #!sh $ apt-get -b source libprojectm パッケージリストを読みこんでいます... 完了 依存情報ツリーを作成しています... 完了 653kB のソースアーカイブを取得します。 取得:1 http://updates.vinelinux.org VineSeed/x86_64/plus libprojectm 2.0.1-4vl7 (srpm) [653kB] 1B を 0s で取得しました (8B/s) libprojectm-2.0.1-4vl7.src.rpm をインストール中です。 実行中(%prep): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.xQwi5y   略 書き込み完了: /home/username/rpm/RPMS/x86_64/libprojectm-2.0.1-4vl7.x86_64.rpm 書き込み完了: /home/username/rpm/RPMS/x86_64/libprojectm-devel-2.0.1-4vl7.x86_64.rpm   略 + umask 022 + cd /home/username/rpm/BUILD + rm -rf libprojectM-2.0.1 + exit 0 }}} == rpmbuild コマンドによる再構築 == Fedora など、他のディストリビューション向けに配布されているパッケージを利用する場合は、そのソースパッケージを取得して再構築する必要があります。 この場合、apt-get による再構築はできませんので rpm コマンドを使って再構築する必要があります。 {{{ #!sh $ rpmbuild --rebuild ソースパッケージ }}}