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バグ報告への対応
時としてBTSやメーリングリストに自分が作成したパッケージのバグが報告される場合があります。このような場合は、以下の手順を参考に対処してください。
- レポートの担当者・状態を修正
- 自分で対処する場合は、状態を“割当済み”に変更し、担当者を自分にしてください。
- 時間がとれないなど何らかの理由で対処することが難しい場合は、他の開発者に相談してください。
- もし、バグ報告がメーリングリストに直接投稿されていた場合は、BTSで新たにレポートを作成します。
- バグの再現性を確認
- まず、その問題が自分の環境で再現するかを確認します。
- 再現しない場合、バグ報告者に具体的な操作方法や設定について改めて確認します。可能であれば、他の開発者の環境でも再現性を確認してもらいます。
- バグ報告者の操作や設定が明らかに間違っている場合は、その対処方法を明示した上でレポートの状態を“却下”にしてください。
- バグの切り分け
- バグの再現性が確認できたならば、そのバグがパッケージングミスであるのか、パッチが原因であるのか、開発元のソースに由来するものなのか切り分けます。
- バグが開発元のソースに由来するものであった場合、可能であれば、既知のバグでないか確認の上、開発元にバグ報告を行ってください。(この際、修正パッチを提供すると喜ばれるかもしれません。)
- パッケージの更新
- SPECファィルやパッチに問題がある場合、修正してください。
- 開発元から修正パッチを入手することができた場合は、そのパッチが適用できるようにSPECファイルを修正してください。
- この際、リリース番号を+1してパッケージを作成し、テストの上、パッケージをアップロードしてください。
- パッケージアップロードの旨を入力し、レポートの状態を“確認待ち”に変更します。
- バグ報告者のバグ修正確認報告
- リリース済みVine Linux向けのmainパッケージであった場合は、状態を“errata 待ち”にします。
- それ以外のパッケージである場合は、状態を“完了”とします。
- errataの発行
- リリース済みVine Linux向けのmainパッケージであった場合は、Project Vineにerrataの発行を依頼してください。
- errataの発行が確認できたら、レポートの状態を“完了”とします。
BTS への投稿は開発者に転送されます
BTSへバグ等が報告された場合、開発者にもその内容とレポートへのリンクが送信されます。この際、件名に [BTSプロジェクト識別子 バグID]のような文字列が付加されます。開発者用メーリングリストでバグ等の報告に気づいた場合は、開発者用メーリングリストへの直接の投稿なのか、BTSへの投稿なのかに注意してください。
BTSプロジェクト識別子 | 目的
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