Changes between Initial Version and Version 1 of docs/developers-guide/packaging-flow/packaging


Ignore:
Timestamp:
2013/01/19 05:07:58 (11 years ago)
Author:
yasumichi
Comment:

--

Legend:

Unmodified
Added
Removed
Modified
  • docs/developers-guide/packaging-flow/packaging

    v1 v1  
     1[wiki:docs Vine Linux ドキュメント] / [wiki:../../ Vine Linux 開発者ガイド] / [wiki:../ パッケージ作成から公開までの流れ] / パッケージの作成・更新 
     2 
     3[[PageOutline]] 
     4 
     5= パッケージの作成・更新 = 
     6 
     7== SPEC ファイルの準備 == 
     8 
     9パッケージの設計書である SPEC ファイルを準備します。 
     10 
     11既存パッケージを更新する場合は、[wiki:../../base-knowledge/version-control SPEC ファイルのバージョン管理について]を参考に SPEC ファイルを取得してください。 
     12 
     13新規パッケージの場合は、SPEC ファイルを新たに作成します。この時、ファイル名は'''パッケージ名-vl.spec'''の形式にしてください。 
     14 
     15SPECファイルの詳細については、RPM パッケージの作成方法の第5章 SPECファイルの記述を参照してください。 
     16 
     17== ソースやパッチの配置 == 
     18 
     19パッケージの作成に必要なソースやパッチを '''%_topdir/SOURCES/パッケージ名''' に配置してください。 
     20 
     21新たにパッチを作成した場合やソースのバージョンを更新する場合は、それらを先ほどのディレクトリに配置してください。 
     22 
     23== ソース RPM の作成 == 
     24 
     25SPECファイルを元にソース RPM を作成します。以下のコマンドを実行してください。 
     26 
     27{{{ 
     28$ rpmbuild -bs SPECファイル名 
     29}}} 
     30 
     31GnuPGによる署名をするように設定している場合は、パスフレーズを求められますので入力してください。 
     32 
     33{{{ 
     34パスフレーズの入力: 
     35}}} 
     36 
     37パスフレーズに問題がなければ、次のように表示されます。 
     38 
     39{{{ 
     40パスフレーズは正常です。 
     41署名の作成中: 1005 
     42}}} 
     43 
     44特に問題がなければ、書き込み完了の案内が表示されます。 
     45 
     46== バイナリ RPM の作成 === 
     47 
     48まず、次のようにしてchroot環境(仮想のファイルシステム)にVine Linuxの基本システムをインストールします。(chrootを利用する関係上、vbuilderの実行にはroot権限が必要となります。) 
     49 
     50{{{ 
     51$ sudo vbuilder --version 6 --arch i386 clean build 
     52}}} 
     53 
     546 や i386 といったオプション値は、ターゲット環境に併せて変更してください。この作業には、しばらく時間がかかります。 
     55 
     56{{{ 
     57Making a build farm for 6_i386 done. 
     58}}} 
     59 
     60のように表示されたら、次のようにしてソース RPM から、バイナリ RPM を作成します。 
     61 
     62{{{ 
     63$ sudo vbuilder --version 6 --arch i386 --unionfs clean build-rpm /path/to/hoge.src.rpm 
     64}}} 
     65 
     66特に問題がなければ、作成されたパッケージが、'''%_topdir/vbuilder/''' 以下にコピーされます。(vbuilderの出力をよく確認してください。) 
     67 
     68ビルドが途中で失敗した場合は、[#SPECファイルの準備 SPECファイルの準備]に戻って原因を修正してください。(BuildRequiresの修正など) 
     69 
     70vbuilderの詳細は、VineBootstrap を参照してください。