| 1 | [wiki:docs Vine Linux ドキュメント] / [wiki:../ Vine Linux 開発者ガイド] / gpgコマンドの使用方法 |
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| 3 | = VineSeed環境の構築要領 = |
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| 5 | == 注意: VineSeedはアルファ版です == |
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| 7 | VineSeed はアルファ版であり、様々な問題があることを御了解ください。特にリリースバージョンからのアップグレードや、逆にリリースバージョンへのアップグレードに支障がでる可能性があります。またパッケージ構成もダイナミックに変わる可能性があります。正常にインストール出来ない場合や、アップグレードで重要なパッケージが動かなくなる可能性もあります。単純に利用のみの目的ではお使いにならないことを推奨します。 |
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| 9 | == 構築要領の一例 == |
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| 11 | 以下にVineSeed環境構築の一例を記述します。この例では、コンソールベースでの作業がメインとなります。日本語出力を抑制するために、適宜、言語を変更するなどしてください。 |
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| 13 | {{{ |
| 14 | $ export LANG="C" |
| 15 | }}} |
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| 17 | また、ほとんどのコマンドの実行にroot権限を必要とします。 |
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| 19 | 1. Vine Linuxの最新リリースバージョンを「ベースシステム」でインストールします。(パッケージグループの選択の際に、「基本構成」を選択します。) |
| 20 | * ~~インストール後、初回起動時にはネットワークデバイスが無効となっているため、nfs関連サービスの起動に失敗し、ログインプロンプトが出るまで時間がかかります。(Vine Linux 5.2で解消される予定)=~~ FIXME: 現状を確認 |
| 21 | 1. ログイン後、ネットワークを起動します。 |
| 22 | {{{ |
| 23 | # /etc/init.d/network start |
| 24 | }}} |
| 25 | 次回起動時以降もネットワークが起動するように以下のコマンドを実行します。 |
| 26 | {{{ |
| 27 | # /sbin/chkconfig network on |
| 28 | }}} |
| 29 | 1. apt-getコマンドを利用してErrataを適用します。 |
| 30 | {{{ |
| 31 | # apt-get update |
| 32 | # apt-get upgrade |
| 33 | }}} |
| 34 | 1. 再起動後、システムが正常に動作するのを確認します。 |
| 35 | 1. APTによるパッケージの取得先を修正するため、ディレクトリ/etc/apt/sources.list.d/以下の全てのファイルをvim等のエディタなどで編集します。\\ |
| 36 | 例えば、Vine Linux 5.1の/etc/apt/sources.list.d/main.listには、次のような行が含まれています。 |
| 37 | {{{ |
| 38 | # (master) |
| 39 | rpm [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 5.1/$(ARCH) main updates |
| 40 | rpm-src [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 5.1/$(ARCH) main updates |
| 41 | }}} |
| 42 | #で始まる行はコメントとして扱われ、設定には影響しません。\\ |
| 43 | この例では、“5.1/$(ARCH)”となっている部分を全て“VineSeed/$(ARCH)”に変更します。\\ |
| 44 | これら設定ファイルの詳細は、次のようにしてsources.listのマニュアルを参照してください。 |
| 45 | {{{ |
| 46 | $ man sources.list |
| 47 | }}} |
| 48 | 1. APTを更新します。 |
| 49 | {{{ |
| 50 | # apt-get update |
| 51 | # apt-get install apt libxml2 |
| 52 | }}} |
| 53 | 1. グラフィカル環境が必要な場合は、以下の例を参考にしてインストールしてください。 |
| 54 | {{{ |
| 55 | # apt-get install task-xorg-x11 task-gnome |
| 56 | }}} |
| 57 | task-gnomeの部分は、GNOMEを使う場合です。\\ |
| 58 | 好みの日本語入力システムもインストールしておくと良いでしょう。 |
| 59 | 1. システムをアップグレードします。 |
| 60 | {{{ |
| 61 | # apt-get update |
| 62 | # apt-get dist-upgrade |
| 63 | }}} |
| 64 | ここで |
| 65 | {{{ |
| 66 | E: Unable to correct problems, you have held broken packages. |
| 67 | }}} |
| 68 | のようなメッセージが出た場合は、個別にパッケージをインストールします。 |
| 69 | {{{ |
| 70 | # apt-get install package1 package2 ... |
| 71 | }}} |
| 72 | 1. 7 でグラフィカル環境をインストールした場合は、/etc/inittabを修正します。 |
| 73 | {{{ |
| 74 | # cp -p /etc/inittab /etc/inittab.org |
| 75 | # cp -p /etc/inittab.sysv /etc/inittab |
| 76 | }}} |
| 77 | 必要に応じ、デフォルトのランレベルを編集してください。 |
| 78 | 1. システムを再起動します。 |
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| 80 | === 依存関係を解決できない場合には === |
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| 82 | システムのアップグレード時にエラーなどが発生した場合、BTSで同様の問題が報告されていないか確認の上、新規レポートを作成してください。 |
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| 84 | 新規レポートを作成する際は、分かる範囲で以下のような情報を含めてください。 |
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| 86 | * 使用しているコンピュータの詳細(CPU、メモリ容量など) |
| 87 | * 入力したコマンド・操作の流れ |
| 88 | * 具体的なエラーメッセージと前後の出力 |
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