Changes between Initial Version and Version 1 of docs/developers-guide/install-VineSeed


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2013/01/24 00:05:44 (11 years ago)
Author:
yasumichi
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  • docs/developers-guide/install-VineSeed

    v1 v1  
     1[wiki:docs Vine Linux ドキュメント] / [wiki:../ Vine Linux 開発者ガイド] / gpgコマンドの使用方法 
     2 
     3= VineSeed環境の構築要領 = 
     4 
     5== 注意: VineSeedはアルファ版です == 
     6 
     7VineSeed はアルファ版であり、様々な問題があることを御了解ください。特にリリースバージョンからのアップグレードや、逆にリリースバージョンへのアップグレードに支障がでる可能性があります。またパッケージ構成もダイナミックに変わる可能性があります。正常にインストール出来ない場合や、アップグレードで重要なパッケージが動かなくなる可能性もあります。単純に利用のみの目的ではお使いにならないことを推奨します。 
     8 
     9== 構築要領の一例 == 
     10 
     11以下にVineSeed環境構築の一例を記述します。この例では、コンソールベースでの作業がメインとなります。日本語出力を抑制するために、適宜、言語を変更するなどしてください。 
     12 
     13{{{ 
     14$ export LANG="C" 
     15}}} 
     16 
     17また、ほとんどのコマンドの実行にroot権限を必要とします。 
     18 
     191. Vine Linuxの最新リリースバージョンを「ベースシステム」でインストールします。(パッケージグループの選択の際に、「基本構成」を選択します。) 
     20  * ~~インストール後、初回起動時にはネットワークデバイスが無効となっているため、nfs関連サービスの起動に失敗し、ログインプロンプトが出るまで時間がかかります。(Vine Linux 5.2で解消される予定)=~~ FIXME: 現状を確認 
     211. ログイン後、ネットワークを起動します。 
     22{{{ 
     23# /etc/init.d/network start 
     24}}} 
     25 次回起動時以降もネットワークが起動するように以下のコマンドを実行します。 
     26{{{ 
     27# /sbin/chkconfig network on 
     28}}} 
     291. apt-getコマンドを利用してErrataを適用します。 
     30{{{ 
     31# apt-get update 
     32# apt-get upgrade 
     33}}} 
     341. 再起動後、システムが正常に動作するのを確認します。 
     351. APTによるパッケージの取得先を修正するため、ディレクトリ/etc/apt/sources.list.d/以下の全てのファイルをvim等のエディタなどで編集します。\\ 
     36 例えば、Vine Linux 5.1の/etc/apt/sources.list.d/main.listには、次のような行が含まれています。 
     37{{{ 
     38# (master) 
     39rpm     [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 5.1/$(ARCH) main updates 
     40rpm-src [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 5.1/$(ARCH) main updates 
     41}}} 
     42 #で始まる行はコメントとして扱われ、設定には影響しません。\\ 
     43 この例では、“5.1/$(ARCH)”となっている部分を全て“VineSeed/$(ARCH)”に変更します。\\ 
     44 これら設定ファイルの詳細は、次のようにしてsources.listのマニュアルを参照してください。 
     45{{{ 
     46$ man sources.list 
     47}}} 
     481. APTを更新します。 
     49{{{ 
     50# apt-get update 
     51# apt-get install apt libxml2 
     52}}} 
     531. グラフィカル環境が必要な場合は、以下の例を参考にしてインストールしてください。 
     54{{{ 
     55# apt-get install task-xorg-x11 task-gnome 
     56}}} 
     57 task-gnomeの部分は、GNOMEを使う場合です。\\ 
     58 好みの日本語入力システムもインストールしておくと良いでしょう。 
     591. システムをアップグレードします。 
     60{{{ 
     61# apt-get update 
     62# apt-get dist-upgrade 
     63}}} 
     64 ここで  
     65{{{ 
     66E: Unable to correct problems, you have held broken packages. 
     67}}} 
     68 のようなメッセージが出た場合は、個別にパッケージをインストールします。 
     69{{{ 
     70# apt-get install package1 package2 ... 
     71}}} 
     721. 7 でグラフィカル環境をインストールした場合は、/etc/inittabを修正します。 
     73{{{ 
     74# cp -p /etc/inittab /etc/inittab.org 
     75# cp -p /etc/inittab.sysv /etc/inittab 
     76}}} 
     77 必要に応じ、デフォルトのランレベルを編集してください。 
     781. システムを再起動します。 
     79 
     80=== 依存関係を解決できない場合には === 
     81 
     82システムのアップグレード時にエラーなどが発生した場合、BTSで同様の問題が報告されていないか確認の上、新規レポートを作成してください。 
     83 
     84新規レポートを作成する際は、分かる範囲で以下のような情報を含めてください。 
     85 
     86* 使用しているコンピュータの詳細(CPU、メモリ容量など) 
     87* 入力したコマンド・操作の流れ 
     88* 具体的なエラーメッセージと前後の出力 
     89