Changes between Version 17 and Version 18 of VineLinuxPolicy


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Timestamp:
2012/10/19 00:58:52 (11 years ago)
Author:
yasumichi
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  • VineLinuxPolicy

    v17 v18  
    11[[PageOutline]] 
    22 
    3  * [http://vinelinux.org/aboutvinelinux.html Vine Linux について]に取り込まれました。 
     3= Vine Linux の方針 = 
    44 
    5 = Vine Linuxの方針(明文化作業中) = 
     5[http://vinelinux.org/aboutvinelinux.html Vine Linux について]をご覧ください。 
    66 
    7 == Vine Linuxのターゲットユーザ == 
     7作成時のメモは、[wiki:wiki/Developers/yasumichi/『Vine Linuxの方針』作成時のメモ 『Vine Linuxの方針』作成時のメモ]に移動しました。 
    88 
    9 Linuxを常用OSとして使用したい個人・SOHO・教育機関をメインターゲットとしています。 
     9'''このページは将来的に削除される可能性があります。''' 
    1010 
    11 == 使いやすい日本語環境を提供します == 
    1211 
    13 メニューやヘルプなどの国際化 (i18n) は既に各々のアプリケーションで作業されています。そのため、日本語環境の利用は、多くのディストリビューションで実現されています。Vine Linuxでは、他のディストリビューションでは受け入れることが困難な日本語環境でのみ意味のあるパッチの採用などを実施し、'''より日本語環境に特化'''して地域化 (L10N) された環境を提供することを目指します。 
    14  
    15 == メインパッケージを厳選します == 
    16  
    17 デスクトップ環境、web ブラウザ、メールクライアント、音楽プレーヤ、サーバ系プログラムなど、用途に応じて数多くのプログラムが存在します。しかしながら、はじめて Vine Linux に触れるユーザが、なにもかもインストールされているデスクトップ環境でどれを使えばいいのか混乱することを避けるため、メインパッケージには同一用途のためのパッケージを複数採用することはしません。 
    18  
    19 ただし、ユーザの選択肢を広げるため、メインパッケージに採用されなかったパッケージについては追加パッケージ集(Vine Plus)として提供します。 
    20  
    21 == 使い勝手を犠牲にしない軽量・高速化を図ります(赤星案) == 
    22  
    23 (論議必要)(重量化しない努力をする/相対的に軽量化する 的なこと) 
    24 用途、目的、ハードウエア等を限定したり犠牲にすることがない範囲で、軽量化や高速化を目指します。 
    25 ジェネリックな利用ができる前提で最大限の効果を引き出します。 
    26  
    27 == 安定性と最新性のバランスを見極めたバージョン選定を行います == 
    28  
    29 やみくもに最新版を追いかけません。機能的に魅力が多いが安定性に難のある最新版よりは、やや枯れていて安定したバージョンを選択してパッケージングします。標準ライブラリやコンパイラなど、ディストリビューションの基礎になる部分については、特に慎重にバージョン選定を行います。 
    30  
    31 しかしながら、常用によるテストにより安定性が見込める、または軽微な修正で安定性が改善するものであれば、新しいバージョンも積極的に採用します。(以上、shaolinさんの記事から拝借) 
    32  
    33 == ~~公式のリポジトリのみで運用可能にします~~ == 
    34  
    35 (削除) 
    36  
    37 ---- 
    38  
    39 == (参考資料) == 
    40  
    41 shaolin が執筆を担当した ASCII.technologies 2009年10月掲載記事より抜粋 
    42  
    43 > Vine Linux の特徴[[BR]] 
    44 > [[BR]] 
    45 > かつての Linux ディストリビューション群雄割拠・乱立時代から、はや10年近くが経過した。[[BR]] 
    46 > 近年ではライブラリ・アプリケーションなどの各コンポーネントはどれもかつてない程国際化が進んでおり、どのようなディストリビューションであっても必要十分な日本語環境が整ってきている。[[BR]] 
    47 > しかし、日本人を中心に、日本人向けに開発が続けられてきた Vine Linux では、国際化 (Internationalization) に追従しつつ、日本人ユーザ向けの更なる作り込み・調整 (Localization) を進めており、これが Vine の大きな特徴のひとつといえる。[[BR]] 
    48 > [[BR]] 
    49 > 軽量・コンパクトを狙ったパッケージ選定[[BR]] 
    50 > [[BR]] 
    51 > Vine Linux は、バージョン 1.0 〜 4.2 の間、''CD 1枚に収まるディストリビューション'' として開発・リリースされてきた。これは「軽量・コンパクト」を目的としたものである。[[BR]] 
    52 > デスクトップ環境、web ブラウザ、メールクライアント、音楽プレーヤ、サーバ系プログラムなど、目的に応じて数多くのプログラムが存在するが、Vine Linux では基本的に「同一目的のためのパッケージを複数収録しない」というポリシーで選定してきた。[[BR]] 
    53 > これは、はじめて Vine Linux に触れるユーザが、なにもかもインストールされているデスクトップ環境でどれを使えばいいのか混乱することを避けたい、という意図がある。[[BR]] 
    54 > また同時に、日常的に Vine の開発版 VineSeed((Vine Linux の開発版。構成パッケージは毎日のように更新・修正されている。一定期間ののち、ここからブランチされて、次期安定版リリースとなる。)) を使いながら開発を続ける Project メンバおよび開発協力者の中で取捨選択・厳選された「Vine 的なお勧めプログラム」という意味合いも込められている。[[BR]] 
    55 > [[BR]] 
    56 > 「軽量・コンパクト」は同時に、過度なハードウェアリソースを要求しない、ということも意図している。もちろん、極端に遅い CPU、極端に少ないメモリやハードディスク容量でも高速・快適に動くディストリビューションを狙っているわけではないが、アプリケーションの便利さ・快適さと動作速度のバランスを念頭に置いてパッケージを選定している。また、不必要にハードディスクの領域を圧迫しないというメリットもあげられる。[[BR]] 
    57 > もちろん、各ユーザが自分好みのアプリケーションを追加できるように、追加パッケージ集 VinePlus((Vine Linux 用追加パッケージ集。Vine Linux 本体に収録されていないさまざまなアプリケーション・ライブラリなどが有志によって作成・メンテされている。)) には、Vine Linux 本体に収録されていないアプリケーションが多数収録されており、簡単に追加インストールできる仕組みを用意してある。[[BR]] 
    58 > また Vine Linux 5.0 からは、CD 1枚には収録しきれなかった便利なアプリケーションなども追加した ''DVD エディション'' もリリースが予定されている。[[BR]] 
    59 > [[BR]] 
    60 > 安定性と最新性のバランスを見極めたバージョン選定[[BR]] 
    61 > [[BR]] 
    62 > 「やみくもに最新版を追いかけない」というのも Vine Linux の特徴のひとつである。[[BR]] 
    63 > Vine では、機能的に魅力が多いが安定性に難のある最新版よりは、やや枯れていて安定したバージョンを選択してパッケージングしている。特に、標準ライブラリやコンパイラなど、ディストリビューションの基礎になる部分については、特に慎重にバージョン選定を行っている。[[BR]] 
    64 > 安定性重視で収録内容が古いという印象を持つ読者もいるかもしれないが、最新リリースのバージョン 5.0 では最新の Firefox 3.5.2 を収録するなど、常用によるテストにより安定性が見込める、または軽微な修正で安定性が改善するものであれば、新しいバージョンも積極的に採用している。[[BR]] 
    65 > これは長く安定して利用できる環境を実現することを目的に、長期的なメンテナンス性を考慮した結果であり、Vine Linuxの特徴が現れている。[[BR]] 
    66 > また、最新のハードウェアへの対応を行うために、カーネルやX サーバ、ドライバ等に最新版から対応コードのバックポートを行うなど、安定性と最新性をバランスよく取る工夫も行っている。[[BR]] 
    67 > (以下省略)