Changes between Version 1 and Version 2 of VineBootstrap

Timestamp:

2007/12/31 04:26:02 (16 years ago)

Author:

daisuke

Comment:

--

VineBootstrap

@@ -1 +1 @@
 = vbootstrap - bootstrap a basic Vine Linux system =
 
+== bootstrap ==
+
 Vine Linux 上で Vine Linux のベースシステムを作成するためのスクリプト。
- * まずは Vine Linux 上で作成。他のシステム上でも作成できるようにするのは将来。
 
-同様の仕組みをもつものとして plus に tiny-buildfarm があるが現状では
-動作しない状態になっている。
+ * chroot 環境の構築や Xen の DomainU 構築など
+ * まずは Vine Linux 上で作成できるように。
+   他のシステム上でも作成できるようにするのは将来。
+ * 同様の仕組みをもつものとして plus に tiny-buildfarm があるが現状では
+   動作しない状態になっている。
+
+
+== 開発の選択肢 ==
 
 選択肢としては以下のもの。
 
  1. tiny-buildfarm をメンテナンスする
- 2. 独自スクリプトを用意する
+ 2. 独自スクリプト(vbootstrap?)を用意する
+    * ホストの apt を利用した簡便なシステムにする
+    * bootstrap 用の static な apt を用意してつかう
+    * apt に頼らないで bootstrapping できるようにする
  3. [http://rpmstrap.pimpscript.net/ rpmstrap] を Vine Linux に対応させる
  4. [http://code.erisian.com.au/Wiki/debootstrap debootstrap] ベースで改造する
 
-代わりとしてホストの apt を利用することで簡便な代替システムを用意する。
+
+== とりあえずのchroot環境作成手順 ==
+
+とりあえず以下の手順で apt が使えるベースの chroot 環境はできます。
+/dev などはほぼ空っぽなのでこのままではブートできるシステムにはなりません。
+
+{{{
+INSTALLDIR=/path/to/root
+
+# rpmdb の初期化
+mkdir -p $INSTALLDIR/var/lib/rpm
+rpm --initdb --root $INSTALLDIR
+
+# apt データベースの更新
+apt-get update
+
+# 基本のパッケージをインストール
+for i in setup glibc coreutils bash rpm apt rootfiles
+do
+  apt-get -y -o RPM::RootDir=$INSTALLDIR install $i
+done
+
+# vine-keyring を再インストール(上でいれた apt に再度読み込ませる)
+apt-get -y -q --reinstall -o RPM::RootDir=$INSTALLDIR install vine-keyring
+
+# resolv.conf をホストからコピー
+cp -a /etc/resolv.conf $INSTALLDIR/etc/
+}}}
 
 == 関連 bootstrap 機構 ==