| 48 | ==== 差分表示時の記号の意味 ==== |
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| 50 | S および I コマンドを使用した際、左側(現在利用されている設定ファイル)と右側のファイル (*.rpm{new,save}) の間に出力される記号の意味は以下のとおりです。 |
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| 52 | ||記号|| 意 味 || |
| 53 | || ||対応する行が共通である。つまり、両方の行が同一であるか、 違いが --ignore オプションのいずれかによって無視された。|| |
| 54 | || | ||対応する行が異なる。両方とも完全か、両方とも不完全かである。|| |
| 55 | || < ||ファイルは異なり、左側のファイルにだけこの行が含まれている。|| |
| 56 | || > ||ファイルは異なり、右側のファイルにだけこの行が含まれている。|| |
| 57 | || ( ||左側のファイルにだけこの行が含まれているが、違いは無視される。|| |
| 58 | || ) ||右側のファイルにだけこの行が含まれているが、違いは無視される。|| |
| 59 | || \ ||対応する行が異なる。左側のファイルにだけ行末の改行がない。|| |
| 60 | || / ||対応する行が異なる。右側のファイルにだけ行末の改行がない。|| |
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| 62 | 通常出力行は、そこに含まれる行の末尾に改行がない場合に限って改行されません。しかし、出力行が 2 行の差異を表している場合には、 片方だけに改行がない場合もあり得ます。この場合出力行には改行が出力されますが、 溝のマークは左側の行末に改行がなければ `\' に、右側の行末に改行がなければ `/' になります。 |
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| 65 | ==== sdiff によって対話的に結合 ==== |
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| 67 | 共通行のブロックは、左側のファイル(現在利用されている設定ファイル)から出力にコピーされます。異なっている行ブロックのあとには、`%' でプロンプトを出して一時停止し、 以下のコマンドのどれか 1つが入力されるのを待ちます。 |
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| 69 | || コマンド || 詳細 || |
| 70 | || e || 両方のバージョンとも捨てる。内容が空の一時ファイルをテキストエディタで開き、 エディタ終了後のファイルの内容を出力にコピーする。 || |
| 71 | || eb || 両方のバージョンを結合した結果をエディタで編集し、 終了後の内容を出力にコピーする。 || |
| 72 | || ed || eb と似ているが、各バージョンのブロックの前にヘッダを置き、どのファイルのどの行のものかがわかるようにする。 || |
| 73 | || el || 左側(現在利用されている設定ファイル)のバージョンをエディタで編集し、終了後の内容を出力にコピーする。 || |
| 74 | || er || 右側 (*.rpm{new,save}) のバージョンをエディタで編集し、終了後の内容を出力にコピーする。 || |
| 75 | || l || 左側(現在利用されている設定ファイル)のバージョンを出力にコピーする。 || |
| 76 | || q || 終了する。 || |
| 77 | || r || 右側 (*.rpm{new,save}) のバージョンを出力にコピーする。 || |
| 78 | || s || 共通な行を表示せずにコピーする。 || |
| 79 | || v || 共通な行を表示しながらコピーする。デフォルト。 || |