Package Manager の更新について
現状について
Synaptic は Vine Linux 3.0 の時から採用されて既に3年が経っています。
Vine Linux 標準の Package Manager として十分定着しているとは思いますが、最近では本家の更新が滞ってきているようで、4.2 で採用している 0.57.2 も2年前にリリースされたものです。
5.0 より先を見据えた上で、上流での開発が停滞したまま使いつづけるべきか、あるいは新しい Package Manger に更新すべきか検討する必要があります。
候補
- Smart Package Manager
- 最新の 0.52 が Seed 上で利用できるのは一応確認済み。
- ただしメッセージがすべて未翻訳だったり、グループもすべて英語表示だったりするので、日本語化には多少手間が掛かりそう。
- あと apt に依らずに独自に処理している部分があるため、apt/synaptic 前提の一部のパッケージがそのままではインストールできなくなる問題がある(らしい)。
- 開発自体は現在も続いているようだが、メインのDeveloperさんが ubuntu/canonical に取り込まれたそうで、その影響がどうでるか不明。
- 一応 SuSE や Fedora でも一部利用されている。
- 本家 http://labix.org/smart
- Synaptic を継続
- apt の更新への対応をどうするか(Patch を作り続けるのかとか)検討が必要。
- 最近の Package Manager に望まれるような機能の追加が見込めない場合、別の対応を考える必要がある。