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rpm-4.12 から rpm の依存関係自動検出が内部版(internal dependency generator)も外部版も 同一になりました。実質的に外部版(find-requires, find-providesなど)は廃止となります。
Vine Linux でもすでにデフォルトでは内部版を利用していますので、通常のパッケージでは とくに影響ないはずですが、何らかの都合で外部版を使っていたり、あるいは依存関係をフィルタ しているパッケージの場合にビルド自体あるいはビルド結果に影響があります。
このページでは rpm-4.12 以降での依存関係のフィルタリングルールの書き方について説明します。
要するに、下図のA・Bいずれをフィルタリング対象にするかの違いです。
%global __provides_exclude_from ^%{_libdir}/firefox/.*
%global __provides_exclude_from ^%{_libdir}/firefox/.*.so$
%global _privatelibs libnss3[.]so\\(.* %global __requires_exclude ^(%{_privatelibs})$
図