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2014/09/06 13:14:46 (10 years ago)
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inagaki
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    v4 v5  
    77メインパーティションに Mac OS X を維持しつつ、他のパーティションに Vine Linux 環境を構築します。昨今のスペックのPCであれば、仮想環境上にLinux環境を構築しても実用には耐え得ると思うのですが、!MacBook Pro に搭載された Haswell でのベンチマークが必要かつ、他に実機がないという状況が生じたので(笑)トライに至りました。 
    88 
    9 VIne Linux 6.2 であればインストール自体はつつがなく進むのですが、Mac 標準の起動ボリューム選択や rEFInd では、インストールパーティションの先頭セクタに書き込まれた GRUB ブートローダの認識(読み込み?)に失敗して停止してしまいます(先頭パーティションにインストールした場合は起動できるようですが、未挑戦なのでここでは割愛)。そこで、!MacBook Pro の EFI パーティションに GRUB2 をインストールし、その GRUB2 からインストールパーティションのカーネルイメージを読み込むことでこの問題を回避します。 
     9VIne Linux 6.2 であればインストール自体はつつがなく進むのですが、Mac 標準の起動ボリューム選択や rEFInd では、インストールパーティションの先頭セクタに書き込まれた GRUB ブートローダの認識(読み込み?)に失敗して停止してしまいます(先頭パーティションにインストールした場合は起動できるようですが、未挑戦なのでここでは割愛)。そこで、!MacBook Pro の EFI パーティションに GRUB2 の EFI バイナリをインストールし、そこからインストールパーティションのカーネルイメージを直接読み込むことでこの問題を回避します。 
    1010 
    1111||= 通常 =||BIOS/UEFI → インストールパーティションの GRUB → インストールパーティションの vmlinuz 読み込み → 起動 || 
    1212||= 本方式 =||UEFI → EFI パーティションの GRUB2 → インストールパーティションの vmlinuz 読み込み → 起動 || 
    1313 
    14 起動に最低限必要なことを備忘録として残しますが、このとおりやっても上手くいかないかもしれないし、ちょっとした操作でパーティション吹っ飛ばすこともあるかもしれないので、大切なデータはバックアップを取ったうえで __at your own risk で__お試しください。 
     14起動に最低限必要なことを備忘録として残しますが、このとおりやっても上手くいかないかもしれないし、ちょっとした操作でパーティション吹っ飛ばすこともあるかもしれないので、大切なデータはバックアップを取ったうえで __at your own risk__ でお試しください。 
    1515 
    16 なお、外付けHDDへのインストールは試していません(だって !MacBook や 
     16なお、外付けHDDへのインストールは試していません(だって !MacBook やもん 
    1717 
    1818=== 必要なもの 
     
    2323 [http://www.rodsbooks.com/refind/ rEFInd]:: マルチブート環境を構築するためのブートマネージャ。 
    2424 
    25  GRUB2:: rEFIndから呼び出します。GRUB2経由でVineのカーネルを読み込みます 
     25 [http://www.gnu.org/software/grub/ GNU GRUB]:: rEFInd から呼び出され、Vine Linux のカーネルを読み込みます。バージョンは 2.0 を使用しました 
    2626 
    27  Linuxマシン:: GRUB2のブートローダのビルドに必要です。手元に !MacBook しかない場合は・・・仮想環境を構築してLinux環境を用意してください(非仮想環境を目指しているのに仮想環境を用いるという倒錯感を味わえるかも)。 
     27 Linuxマシン:: GRUB2 の EFI バイナリのビルドに必要です。手元に !MacBook しかない場合は・・・仮想環境を構築してLinux環境を用意してください(非仮想環境を目指しているのに仮想環境を用いるという倒錯感を味わえるのでは!)。 
    2828 
    2929=== パーティションを切る 
     
    5050}}} 
    5151 
    52 make 完了後に grub.efi(EFI バイナリ)を作成します。モジュールをどこまで組みこむかはお任せですが、[https://help.ubuntu.com/community/UEFIBooting 参考にしたサイト]の受け売りに従っています(笑)。 -p “” が重要そうです 
     52make 完了後に grub.efi(EFI バイナリ)を作成します。モジュールをどこまで組みこむかはお任せですが、[https://help.ubuntu.com/community/UEFIBooting 参考にしたサイト]の受け売りです(笑)。 -p “” を忘れずに 
    5353 
    5454{{{ 
     
    6161/EFI 
    6262├── grub 
    63 │   ├── grub.efi 
    64 │   └── x86_64-efi 
    65 │       ├── *.mod 
    66 │       └── *.lst 
     63│       ├── grub.efi 
     64│       └── x86_64-efi 
     65│                 ├── *.mod 
     66│                 └── *.lst 
    6767├── refind(rEFInd) 
    6868└── tools 
     
    7171ここで再起動すると、rEFInd から grub.efi が選択できるようになるはずです。ただ、この時点では grub.cfg がないのでシェルに落ちます。 
    7272 
    73 grub.cfg は他のサイトの情報など見よう見まねで以下のような感じで作ってみました。root や swap の値は適宜読み替えてください。三つ目は GRUB から OS X を起動するためのものです。 
     73grub.cfg は[https://help.ubuntu.com/community/UEFIBooting 参考にしたサイト]等の情報から以下のような感じで作ってみました。root や swap の値は適宜読み替えてください。三つ目は GRUB から OS X を起動するためのものです。 
     74 
    7475{{{ 
    7576set debug=video 
     
    9697}}} 
    9798 
    98  
    99  
    100  
    10199=== 無線ドライバのインストール 
     100Broadcom のサイトからドライバをダウンロードして、ビルド・組み込んでます。ここまでいけば VineSeed に移行できる・・・はず。 
    102101 
    103102=== 参考にしたサイト