日本語 TeX 利用ガイド Munehiro Yamamoto このガイドでは、Vine Linux 6 が提供する TeX 環境ならびに、 TeX 周辺ツールを紹介します。 日本語 TeX 環境の構築 この章では、Vine Linux 6 の日本語 TeX 環境を構成している主要なパッケージについて解説します。 基本的な日本語 TeX 環境の構築 日本語 TeX 環境の構築は、 task-texlive パッケージをインストールすると一通り整います。 $ sudo apt-get install task-texlive task-texlive パッケージに対応する TeX 関連ドキュメントも合わせて導入したい場合は、 task-texlive-doc パッケージをインストールして下さい。 $ sudo apt-get install task-texlive-doc TeX Live に標準搭載されている TeX ドキュメント制作のための総合環境として、 TeXworks があります。 簡単な操作で TeX が扱えるので、 TeXworks も合わせてインストールしておくとよいでしょう。 $ sudo apt-get install texworks 詳しくは、 を参照してください。 task-texlive パッケージでインストールされるパッケージリスト パッケージ名 概要 jvf 日本語仮想フォント texlive TeX 文書整形システム texlive-common TeX Live パッケージの共通ベース texlive-collection-basic TeX Live: Essential programs and files texlive-collection-latex TeX Live: Basic LaTeX packages texlive-collection-latexrecommended TeX Live: LaTeX recommended packages texlive-collection-fontsrecommended TeX Live: Recommended fonts texlive-collection-langgerman TeX Live: German texlive-collection-langcyrillic TeX Live: Cyrillic texlive-collection-xetex TeX Live: XeTeX packages texlive-collection-latexextra TeX Live: LaTeX supplementary packages texlive-collection-luatex TeX Live: LuaTeX packages texlive-collection-pictures TeX Live: Graphics packages and programs texlive-collection-genericrecommended TeX Live: Recommended generic packages texlive-collection-pstricks TeX Live: PSTricks packages texlive-macros texlive で使うマクロパッケージ集 texmacro-otf TeX Live で使うマクロパッケージ(齋藤修三郎氏による「OpenType Font用VF」)
texlive パッケージ Vine Linux 6 が提供する TeX 環境は、 TeX Live 2009 を元にした日本語 TeX です。 日本語 TeX 環境の根幹をなす土村展之氏による ptexlive および北川弘典氏による e-pTeX の成果をそれぞれ取り込み、Vine Linux 独自の調整を施しています。 teTeX から TeX Live へ移行しました Vine Linux 1.0 から Vine Linux 5 までの間、 Vine Linux の TeX 環境は、TeX ディストリビューション teTeX を元にした日本語 TeX でした。 Vine Linux 6 からは、現在主流である TeX ディストリビューション TeX Live へ移行しました。 標準の明朝体とゴシック体 標準の明朝体(rml)とゴシック体(gbb)は、 それぞれ IPA 明朝、VL ゴシック に設定しています。 他の TrueType フォントやモリサワ、ヒラギノ、小塚などの OpenType フォントへの変更や利用をしたい場合は、 を参照して下さい。 ptexenc による文字コード自動認識 Vine Linux 5 以降では、標準ロケールが utf-8 になったので、 日本語 TeX 環境もそれに合わせて、 標準の文字コードを utf-8 になっています。 過去に書いた非 utf-8 エンコーディングな TeX ソースコードがそのままコンパイルできるように、 ptexenc による文字コード自動認識を標準で有効にしています。 これは /usr/share/texmf/web2c/texmf.cnf に以下のように設定しています。 % for ptex filter PTEX_IN_FILTER = /usr/bin/nkf -w 日本語対応主要プログラムのコマンド名 Vine Linux 6 の TeX 環境は、 TeX Live に移行しました。 そのために、いくつかの日本語対応している主要プログラムのコマンド名が名前変更されています。 これは、日本語 TeX が TeX Live に取り込まれる際に、 オリジナルの TeX Live にあるプログラム名との衝突を配慮した変更です。 ここでは、Vine Linux 5 の teTeX から TeX Live へ移行したときに変更されるコマンド名を掲載します。 teTeX から TeX Live へ移行したときに変更されるコマンド名 teTeX TeX Live dvips pdvips xdvi pxdvi jbibtex pbibtex pltotf ppltotf tftopl ptftopl
主要なプログラム名変更への Tips 今まで teTeX で慣れ親しんでいる方は、 TeX Live でも dvips コマンド や xdvi コマンドで、 それぞれ日本語対応の (p)dvips や (p)xdvi が利用できた方が、 嬉しいかもしれません。 そこで、例えば、bash では、 以下のように ${HOME}/.bashrc に xdvi, dvips の alias を記述すると、 TeX Live 環境へ移行してからも xdvi, dvips のままで、 それぞれ日本語対応の pxdvi, pdvips が使えます。 [ -f /usr/bin/pxdvi ] && \ __xdvi=/usr/bin/pxdvi || \ __xdvi=/usr/bin/xdvi [ -f /usr/bin/pdvips ] && \ __dvips=/usr/bin/pdvips || \ __dvips=/usr/bin/dvips alias xdvi='$__xdvi' alias dvips='$__dvips' csh における上記と同様な設定は、 ${HOME}/.cshrc に以下のように記述します。 if ( -f /usr/bin/pxdvi ) then setenv __xdvi /usr/bin/pxdvi else setenv __xdvi /usr/bin/xdvi endif if ( -f /usr/bin/pdvips ) then setenv __dvips /usr/bin/pdvips else setenv __dvips /usr/bin/dvips endif alias xdvi '$__xdvi' alias dvips '$__dvips' 必要に応じて、alias xdvi に -mgs1, -mgs2, -mgs3 や -editor などのオプションを入れておいてもよいでしょう。 最近、一般的なモニタでも、 高解像度を備えたモニタが多くなってきました。 xdvi -mgs3 1200x1200 くらいに設定した方が、 いまどきに合うかもしれません。
dvipdfmx -p および JIS B 列用紙サイズについて teTeX 環境の dvipdfmx と TeX Live 環境の dvipdfmx の -p オプションについて、 JIS B 列用紙サイズを指定したときの挙動が異なります。 TeX Live では、dvipdfmx -p jisb5 で JIS B 系版型が出力されます。 $ dvipdfmx -p b5 -o hoge-b5.pdf hoge => ISO B5 $ dvipdfmx -p jisb5 -o hoge-jisb5.pdf hoge => JIS B5 本件に関する詳細は、奥村晴彦氏が運営する TeX Wiki 内の [qa:55558] 美文書作成入門改訂第5版の付録DVD-ROMに同梱されているdvipdfmxの-pとJIS B列用紙サイズについて などをご参照下さい。 TeX Live 内のドキュメントを検索する TeX Live には、texdoc というドキュメント検索ツールが付属しています。 例えば、Beamer のドキュメントを見たいとき、 $ texdoc beamer を実行すると、 beameruserguide.pdf を返してくれて、閲覧できます。 texdoc を利用するまえに、 あらかじめ task-texlive-doc または、 task-texlive-full-doc を入れておいてください。 そうしないと、ほとんどのドキュメントが閲覧できません。 また、texdoc の GUI 版として、texdoctk があります。 $ texdoctk &
texdoctk: TeX Documentation Browser
texmacro-otf パッケージ texmacro-otf パッケージは、 齋藤修三郎氏による「OpenType Font 用 VF」がインストールされます。 例えば、以下のような TeX ソースを platex や eplatex でタイプセットできます。 \documentclass{jsarticle} \usepackage{otf} \begin{document} 森\UTF{9DD7}外と内田百\UTF{9592}とが\UTF{9AD9}島屋に行くところを想像した。 \CID{7652}飾区の\CID{13706}野屋にはおいしい牛鍋定食があるらしい。 \end{document} このパッケージを導入することで、 モリサワやヒラギノ、小塚などの OpenType フォントを所持していなくても、 デフォルトで otf マクロパッケージが使えます。 また、モリサワやヒラギノ、小塚の OpenType フォントをインストールするためのパッケージを用意しています。 詳細は、 を参照して下さい。 texlive-macros パッケージ texlive-macros パッケージは、 日本語 TeX を使う上で便利な TeX のマクロパッケージを収録しています。 新日本語ドキュメントクラスの jsclasses や listings 環境にて日本語を通す jlisting をサポートしています。 texlive-macros パッケージに収録されている主なマクロパッケージ マクロパッケージ名 公式サイト 概要 jsclasses pLaTeX2e 新ドキュメントクラス 奥村晴彦氏による pLaTeX2e 新ドキュメントクラス jlisting Listings - MyTeXpert 吉永徹美氏のマクロをベースにして渡辺 徹氏がまとめた、 listings で日本語を通すためのマクロパッケージ
TeX Live 2009 が提供する最大構成の導入 TeX Live には、主要な TeX 関連プログラムや マクロパッケージ、フォントなどがたくさん含まれています。 TeX Live 2009 が提供する texlive-collection-* をすべて導入する場合は、 task-texlive-full パッケージをインストールして下さい。 $ sudo apt-get install task-texlive-full task-texlive-full パッケージに対応する TeX 関連ドキュメントも合わせて導入したい場合は、 task-texlive-full-doc パッケージをインストールして下さい。 $ sudo apt-get install task-texlive-full-doc task-texlive-full-doc をインストールすると、 TeX Live 2009 が提供する全パッケージをインストールします。 全パッケージインストールすると、 約 2GB ものディスク容量を消費しますので、 ディスク容量にご注意ください。
カスタマイズ この章では、texmf のディレクトリ構成および フォントマップ一元管理機構 updmap について、 特に和文書体の設定を中心に解説しています。 なお、updmap に関するドキュメントを書くにあたり、 土村展之氏の ptetex3 のフォントの集中管理 - ptetex Wiki を大いに参考に致しました。 texmf のディレクトリ構成 TeX Live 2009 における texmf のディレクトリ構成は、 標準で /usr/share/texmf/web2c/texmf.cnf により設定されています()。 texmf の優先順は、 の一番下の $HOME/.texmf-config がもっとも高く、 次に $HOME/.texmf-var の順に、 /usr/share/texmf-local がもっとも低くなっています。 updmap-sys, texconfig-sys コマンドは、 /usr/share 以下の texmf ツリーを利用し、 updmap, texconfig コマンドは、 ホームディレクトリ以下の texmf ツリーを利用します。 標準の texmf.cnf で設定されている texmf のディレクトリ構成一覧 ディレクトリ 標準の texmf.cnf における環境変数名 TeX 関連パッケージによる影響の有無 updmap/texconfig による影響の有無 概要 /usr/share/texmf-dist TEXMFDIST ○(texlive-collection-* パッケージのみ) × TeX Live ディストリビューションのツリー。 /usr/share/texmf-local TEXMFLOCAL × × このツリーは、texconfig-sys や updmap-sys により使われません。 /usr/share/texmf TEXMFMAIN ○(texlive-collection-* パッケージ以外) × TeX 関連パッケージは、このツリーに必要なファイルを展開しています。 /usr/share/texmf-var TEXMFSYSVAR ○(updmap-sys) texconfig-sys は必要なファイルを格納するツリー。 updmap-sys により生成されたマップファイルもこのツリーに格納されます。 /usr/share/texmf-config TEXMFSYSCONFIG ○(updmap-sys) texconfig-sys が設定ファイルを格納するツリー。 updmap.cfg もこのツリーに格納されます。 $HOME/texmf TEXMFHOME × × ユーザの texmf ツリー。 $HOME/.texmf-var TEXMFVAR × ユーザの texmf-var ツリー。 $HOME/.texmf-config TEXMFCONFIG × ユーザの texmf-config ツリー。
フォントマップ一元管理機構 updmap ptexlive では、TeX Live の欧文フォント管理機構 updmap を、和文フォントに対して拡張した updmap が採用されています。 updmap の機能〔<ulink url="http://tutimura.ath.cx/ptetex/?%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C8%A4%CE%BD%B8%C3%E6%B4%C9%CD%FD">ptetex3 のフォントの集中管理 - ptetex Wiki</ulink> を改変〕 欧文和文 実装 TeX Live 2009 井上浩一氏の拡張 登録する map の書式 dvips 用 dvipdfmx 用 登録する map の置場 $TEXMF/fonts/map/dvips/ $TEXMF/fonts/map/dvipdfm/(x なし) 登録方法 updmap-sys --enable Map=hoge.map updmap-sys --enable MixedMap=hoge.map updmap-sys --enable KanjiMap=hoge.map 生成される map dvips: $TEXMFSYSVAR/fonts/map/dvips/updmap/psfonts_t1.map dvipdfm: $TEXMFSYSVAR/fonts/map/dvipdfm/updmap/dvipdfm_dl14.map pdftex: $TEXMFSYSVAR/fonts/map/pdftex/updmap/pdftex_dl14.map dvips: $TEXMFSYSVAR/fonts/map/dvips/updmap/psfonts_t1.map dvipdfmx, xdvik: $TEXMFSYSVAR/fonts/map/dvipdfm/updmap/kanjix.map その他 {p,}xdvi(k), dvipng 等は {p,}dvips(k) の map を利用 pxdvi(k) 用のデフォルト和文フォントの指定も
updmap の設定ファイル distribution-wide, system-wide な updmap の設定ファイルは、それぞれ /usr/share/texmf/web2c/updmap.cfg, /usr/share/texmf-config/web2c/updmap.cfg に格納されています。 updmap-sys コマンドを用いることで 既存の updmap.cfg への変更があれば、 /usr/share/texmf-config/web2c/updmap.cfg へ設定されます。 必要であれば、直接 /usr/share/texmf-config/web2c/updmap.cfg を編集するとよいです。 同時に、ローカルで必要なファイルは、 /usr/share/texmf-var, /usr/share/texmf, /usr/share/texmf-local に置けます。 ps-morisawa-map 事実上、出版・印刷業界で標準であるモリサワフォント(OpenType 版)を updmap で利用するには、フォントマップの作成に一工夫が必要です。 Vine Linux 5 以降ではその一工夫に対する一つの解として、 texlive パッケージに ps-morisawa.map (非フォント埋め込み用は ps-morisawa-noEmbed.map)を同梱しました。 %% ps-morisawa.map %% modified from /usr/share/texmf/fonts/map/dvipdfm/morisawa.map %% %% Morisawa %% ryumin-l H RyuminPro-Light.otf ryumin-l-v V RyuminPro-Light.otf gtbbb-m H GothicBBBPro-Medium.otf gtbbb-m-v V GothicBBBPro-Medium.otf futomin-b H FutoMinA101Pro-Bold.otf futomin-b-v V FutoMinA101Pro-Bold.otf futogo-b H FutoGoB101Pro-Bold.otf futogo-b-v V FutoGoB101Pro-Bold.otf jun101-l H Jun101Pro-Light.otf jun101-l-v V Jun101Pro-Light.otf ps-morisawa.map と合わせて、 OpenType-morisawa パッケージでは、同時に PS 漢字名(CID Font 名)の名前解決も図っています。
モリサワ、ヒラギノ、小塚 の OpenType フォント用パッケージ モリサワ、ヒラギノ、小塚 の OpenType フォントを、 TeX 環境で比較的すぐに利用できるように、 あらかじめパッケージを用意しています。 OpenType-hiragino: 日本語 ヒラギノ OpenType フォント(基本6書体) OpenType-kozuka: 小塚 OpenType フォント OpenType-morisawa: 日本語 モリサワ OpenType フォント OpenType-* パッケージのディレクトリ構成 ディレクトリ 概要 /usr/share/fonts/OpenType-* OpenType フォントを格納します。 /usr/share/ghostscript/8.71/Resource/CIDFont /usr/share/fonts/OpenType-* からシンボリックリンクを CIDFont 名で張ります。 /usr/share/ghostscript/8.71/Resource/Font 各 CIDFont に対するフォントスペックを格納します。 /usr/share/texmf/fonts/opentype /usr/share/fonts/OpenType-* からシンボリックリンクを張ります。
TeX 関連パッケージの紹介 学術学会誌関連のクラスファイル Vine Linux では、 いくつかの学術学会誌関連のクラスファイルをパッケージしています。 学術学会誌関連のクラスファイルのパッケージリスト texmacro-his ヒューマンインタフェース学会論文原稿作成用 texmacro-ieej 電気学会論文誌 原稿作成用 texmacro-ieice 電子情報通信学会論文原稿、技術研究報告作成用 texmacro-ipsj 情報処理学会論文原稿作成用 texmacro-jasj 日本音響学会誌(和文誌)原稿作成用 texmacro-jps 日本物理学会論文原稿作成用
TeXworks TeXworks は TeX ドキュメント制作のための総合環境です。 ユニコードベースで編集する TeX に特化したエディタに、 PDF プレビュアーが統合されており、 不慣れな非技術系のユーザへの簡潔で操作しやすいインタフェースを備えています。 TeXworks は texworks パッケージをインストールすると利用できます。 $ sudo apt-get install texworks
TeXworks
YaTeX(やてふ) やてふ は Emacs 用の TeX 入力支援ツールです。 YaTeX は yatex パッケージをインストールすると利用できます。 $ sudo apt-get install yatex Vine Linux 5 以降では、vine-default と呼ばれる Emacs の Vine Linux デフォルト設定が導入されており、 やてふも vine-default であらかじめ設定されています。 やてふの詳細な設定は、 /usr/share/emacs-23.3/site-lisp/yatex/vine-default-yatex.el を参照して下さい。
YaTeX
AUCTeX AUCTeX は Emacs 用の TeX 入力支援ツールです。 Vine Linux 5 以降では、vine-default と呼ばれる Emacs の Vine Linux デフォルト設定が導入されており、 AUCTeX も vine-default であらかじめ設定されています。 実際に、auctex パッケージは、 Vine Linux の日本語 TeX へ対応させるために、 パッケージの段階で適応させています。 AUCTeX は auctex パッケージをインストールすると利用できます。 $ sudo apt-get install auctex AUCTeX の詳細な設定は、 /usr/share/emacs-23.3/site-lisp/auctex/vine-default-auctex.el, /usr/share/emacs-23.3/site-lisp/auctex/tex-jp.el を参照して下さい。
AUCTeX
LyX LyX は、文書の単純な外見による(WYSIWYG)のではなく、 文書の「構造」(WYSIWYM)に基づいた執筆手法を支援する文書プロセッサです。 グラフィカルユーザインタフェースの備わっており、 バックエンドに TeX を使っているので、 TeX に不慣れなユーザでも数式を多く含んだ文章を簡単に作成できます。
LyX
ここでは、日本語で文字組みを行うための初期設定を説明します。 [文章] -> [設定] では、「文章クラス」として "article (Japanese New)" を選択します。 これは実際には jsarticle.cls を使う設定です。
LyX の文章クラスの設定
「言語」として、"日本語" を選択する。
LyX の言語の設定
以上の設定をデフォルトの設定して保存しておくには、 「文章の既定値として保存」ボタンをおせばよい。 以後、新規で作成するときは、この設定が適応されます。
Asymptote Asymptote は MetaPost を発展させたベクトルグラフィック記述言語である。 Vine Linux の asymptote パッケージは、 日本語が使えるようにあらかじめ調整されているので、 別途ユーザ側で日本語の設定を行う必要はありません。
Asymptote を用いて生成した標準正規分布の密度関数のグラフ