source: projects/vine-desktop-guide/trunk/help/preferences.xml @ 6345

<chapter id="Personal">
        <title>ユーザ向け</title>
        <sect1 id="ibus-setup">
                <title>IBusの設定</title>
                <para>IBus の設定を行うには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>IBusの設定</guimenuitem>を実行します。</para>
                <figure>
                        <title>IBusの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/ibus-setup.png" />
                </figure>
                <sect2>
                        <title>一般</title>
                        <para>一般というページにある設定項目は、大きく「キーボードショートカット」、「フォントとスタイル」に分類されています。</para>
                        <table>
                                <tgroup cols="3">
                                        <colspec colname="ccategory" />
                                        <colspec colname="citem" />
                                        <colspec colname="cnote" />
                                        <spanspec spanname="bcategory" namest="ccategory" nameend="ccategory" align="center" />
                                        <thead>
                                                <row>
                                                        <entry>分類</entry>
                                                        <entry>設定項目</entry>
                                                        <entry>概要</entry>
                                                </row>
                                        </thead>
                                        <tbody>
                                                <row>
                                                        <entry spanname="bcategory" morerows="2" valign="middle">キーボードショートカット</entry>
                                                        <entry>切り替え</entry>
                                                        <entry>日本語入力の On/Off を切り替えるためのキーボードショートカットを変更できます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>次のインプットメソッド</entry>
                                                        <entry>追加のインプットメソッド(ibus-anthy、ibus-m17n など)がインストールされている場合、次のインプットメソッドへ切り替えるキーボードショートカットを変更できます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>一つ前のインプットメソッド</entry>
                                                        <entry>ToDo: この設定を行える条件を調査</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry spanname="bcategory" morerows="5" valign="middle">フォントとスタイル</entry>
                                                        <entry>候補ウィンドウの向き</entry>
                                                        <entry>変換候補の列挙を縦横どちら向きに行うか変更できます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>言語パネルの表示</entry>
                                                        <entry>「メニューに組み込む」を選択した場合、言語パネルは表示されず、通知領域のアイコンをクリックした際に言語パネルの要素が表示されます。「アクティブであるとき」を選択した場合、日本語入力が On になっている場合のみ言語パネルが表示されます。「常に表示する」を選択すると日本語入力の On/Off に関わらず常に言語パネルが表示されます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>システムトレイにアイコンを表示する</entry>
                                                        <entry>パネルに通知領域が表示されている場合に IBus のアイコンを表示するかどうかを変更できます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>言語バーにインプットメソッド名を表示する</entry>
                                                        <entry>言語バーが表示されている場合にインプットメソッド名を表示するかどうかを変更できます。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>アプリケーションウィンドウに前編集テキストを組み込む</entry>
                                                        <entry>確定前の文字列をアプリケーションのウィンドウに表示するかどうかを変更できます。通常は、有効にしておくと良いでしょう。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>カスタムフォントを使う</entry>
                                                        <entry>日本語入力中のフォントを変更できます。</entry>
                                                </row>
                                        </tbody>
                                </tgroup>
                        </table>
                </sect2>
                <sect2>
                        <title>インプットメソッド</title>
                        <para>インプットメソッドのページでは、複数のインプットメソッドがある場合にデフォルトのインプットメソッドを変更したり、インプットメソッドの切り替え順序を変更できます。また、切り替え対象のインプットメソッドの追加・削除を行えます。</para>
                        <para>切り替え対象のインプットメソッドを追加するには、<guibutton>インプットメソッドの選択</guibutton>をクリックして、<menuchoice><guimenuitem>言語</guimenuitem><guimenuitem>インプットメソッド</guimenuitem></menuchoice>の順に選択した後、<guibutton>追加</guibutton>をクリックしてください。</para>
                        <figure>
                                <title>インプットメソッドの選択</title>
                                <graphic fileref="figures/ibus-sel-im.png" />
                        </figure>
                </sect2>
                <sect2>
                        <title>詳細</title>
                        <para>詳細のページでは、以下の設定を有効・無効に変更できます。</para>
                        <table>
                                <tgroup cols="2">
                                        <thead>
                                                <row>
                                                        <entry>分類</entry>
                                                        <entry>設定項目</entry>
                                                        <!--entry>概要</entry-->
                                                </row>
                                        </thead>
                                        <tbody>
                                                <row>
                                                        <entry>キーボードレイアウト</entry>
                                                        <entry>システムキーボードレイアウトを使用する</entry>
                                                        <!--entry>不明</entry-->
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>グローバルインプットメソッドの設定</entry>
                                                        <entry>すべてのアプリケーション間で同じインプットメソッドを共有する</entry>
                                                        <!--entry>不明</entry-->
                                                </row>
                                        </tbody>
                                </tgroup>
                        </table>
                </sect2>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-default-applications-properties">
                <title>お気に入りのアプリケーション</title>
                <para>お気に入りのアプリケーションを設定するには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>お気に入りのアプリケーション</guimenuitem>を実行します。</para>
                <figure>
                        <title>お気に入りのアプリケーション</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-default-applications-properties.png" />
                </figure>
                <para>例えば、メールクライアントやドキュメントビューアといったウェブ・ブラウザ以外のアプリケーションで URL をクリックした際に起動されるウェブ・ブラウザを設定することができます。</para>
                <para>このツールで設定できるアプリケーションの種類は次のとおりです。</para>
                <itemizedlist>
                        <listitem><para>インターネット(ウェブ・ブラウザ、メール・クライアント)</para></listitem>
                        <listitem><para>マルチメディア(マルチメディア・プレイヤー)</para></listitem>
                        <listitem><para>システム(端末エミュレータ)</para></listitem>
                        <listitem><para>アクセシビリティ(視覚支援、操作支援)</para></listitem>
                </itemizedlist>
                <para>このツールに正式に対応しているアプリケーションであれば、ドロップダウンリストから選択することができます。ドロップダウンリストにない場合でもその他を選択してコマンドを指定することにより、使用できる場合があります。</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-keybinding-properties">
                <title>キーボード・ショートカット</title>
                <para>GNOME でのキーボード・ショートカットの設定を行うには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>キーボード・ショートカット</guimenuitem>を実行します。</para>

                <para>なお、キーボード・ショートカットの設定では、設定できる項目がある程度限られています。</para>
                <para>特定のアプリケーションを起動するキーボード・ショートカットを設定したい場合などは、<xref linkend="set-metacity-short-cut-key" /> を参照してください。</para>

                <figure>
                        <title>キーボード・ショートカットの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-keybinding-properties.png" />
                </figure>

                <para>「デスクトップ」と「サウンド」と「ウィンドウの管理」という三つのグループがあります。</para>
                <para>「デスクトップ」、「サウンド」、「ウィンドウの管理」という文字の左にある三角をクリックすることで、メニューを畳んだり広げたりできます。</para>

                <para>設定、変更したい項目をマウスでクリックして、右側の「ショートカット」という欄に「新しいアクセラレータ...」と表示されている状態で、設定したいキーを実際に押すと設定できます。</para>

                <para>マウスではなく、キーボードの<keycap>矢印キー上</keycap>、<keycap>下</keycap>、<keycap>PageUp</keycap>、<keycap>PageDown</keycap>、<keycap>Home</keycap>、<keycap>End</keycap>で項目を選び、<keycap>スペースキー</keycap>で選択することもできます。</para>
                
                <para>なお、誤って入力した場合や、取り消したい場合は <keycap>BackSpaceキー</keycap> を利用してください。<keycap>Esc</keycap> を押すと、即座に <application>gnome-keybinding-properties</application> が終了します。また、入力していた内容は、取り消されずにそのまま設定されます。</para>
                
                <para>誤って <keycap>Esc</keycap> を押してしまった場合は、再度 <application>gnome-keybinding-properties</application> を起動し、設定内容を確認してください。</para>
                
                <sect2 id="window">
                        <title>キーボードでのウィンドウ操作</title>
                        <para>「ウィンドウの管理」というところにウィンドウ操作に関する項目がまとめられています。</para>
                        <para>「ウィンドウの管理」だけでも30個以上とたくさんの設定項目がありますが、どんな設定になっているかを確認し、必要に応じて設定、変更しておくとよいでしょう。</para>

                        <para>代表的なものをいくつか <xref linkend="window-shortcutkey-keybind" /> に挙げておきます。</para>
        
                        <table id="window-shortcutkey-keybind">
                                <title>ウィンドウ操作に関係するショートカットキーのキーバインド</title>
                                <tgroup cols="3">
                                        <thead>
                                                <row>
                                                        <entry>操作</entry><entry>キーバインド</entry><entry>説明</entry>
                                                </row>
                                        </thead>
                                        <tbody>
                                                <row>
                                                        <entry>最大化/最小化の状態を切り替える</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>F10</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry></entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ウィンドウを最小化する</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>F9</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry></entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>全てのウィンドウを隠してデスクトップにフォーカスを移す</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>Alt</keycap><keycap>d</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry></entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ウィンドウ・メニューをアクティブにする</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>Space</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry>ウィンドウのタイトルバーを右クリックした時に表示されるコンテキストメニューを表示します。
                                                        このメニューはマウスだけではなく、キーボードでも操作ができます。<xref linkend="select-with-keyboard" />を参照してください。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ウィンドウ・サイズを変更する</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>F8</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry>ウィンドウの中央にマウスカーソルが移動し、マウスカーソルが変わります。そのあと<keycap>矢印キー</keycap>の<keycap>上</keycap><keycap>下</keycap><keycap>左</keycap><keycap>右</keycap>どれかを押すとサイズを変更する部分(辺)を選択できます。矢印キーで時計回り、反時計回りにカーソルを移動させることができます。
                                                        上を選択した場合は、<keycap>上</keycap>と<keycap>下</keycap>で上側の辺を変更し、<keycap>左</keycap>や<keycap>右</keycap>を押すと、左側の辺、右側の辺にカーソルが移動します。<keycap>Enter</keycap>または<keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>F8</keycap></keycombo>で確定、<keycap>Esc</keycap>でキャンセルできます。
                                                        </entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ウィンドウ間のフォーカスをポップアップを使って切り替える</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>TAB</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry></entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>パネルとデスクトップの間でフォーカスをポップアップを使って切り替える</entry>
                                                        <entry><keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>Alt</keycap><keycap>TAB</keycap></keycombo></entry>
                                                        <entry>注意 キーボードフォーカスが上部パネルからデスクトップへ戻らなくなる場合があります。マウスが使えない状態でこのキーボード・ショートカット利用する場合は、マウスキーを利用できる状態にしておいてください。</entry>
                                                </row>
                                        </tbody>
                                </tgroup>
                        </table>

                </sect2>
        </sect1>
        <sect1 id="userpasswd">
                <title>パスワード</title>
                <orderedlist>
                        <listitem id="exec-userpasswd"><para>パスワードを変更するには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>パスワード</guimenuitem>を実行します。</para></listitem>
                        <listitem>
                                <para>はじめに現在のパスワードを尋ねられるので入力します。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd1.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>現在のパスワードを入力</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para>ここでパスワードを間違えると次のようなメッセージが表示されます。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd6.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>入力したパスワードは間違っています。もう一度入力してください。</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para><guibutton>閉じる</guibutton>をクリックして、もう一度、<xref linkend="exec-userpasswd" />から、やり直してください。</para>
                        </listitem>
                        <listitem>
                                <para>正しいパスワードが入力されると新しいパスワードの入力を求められます。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd2.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>新しいパスワードの入力</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para>新しいパスワードがよくないパスワードと認識されると次のようなメッセージが表示されますので別のパスワードに変更して入力してください。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd3.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>よくないパスワード:単純/系統的すぎます</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para>例えば、数字の連番「12345678」のようなパスワードを入力した場合に「よくないパスワード:単純/系統的すぎます」というメッセージが表示されます。</para>
                                <para>この他にも「よくないパスワード:古いものと似ています」というメッセージが表示される場合があります。また、古いパスワードと同じパスワードを入力すると「パスワードが変更されていません」というメッセージが表示されます。</para>
                        </listitem>
                        <listitem id="userpasswd-reinput">
                                <para>新しいパスワードに問題がない場合、確認のため新しいパスワードの再入力を求められます。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd4.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>新しいパスワードの再入力</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para>再入力したパスワードが間違っていた場合は、次のメッセージが表示されます。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd7.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>パスワードが一致しません。</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                                <para>新しいパスワードを入力し、<guibutton>OK</guibutton>をクリックすると<xref linkend="userpasswd-reinput" />に戻ります。</para>
                        </listitem>
                        <listitem>
                                <para>次のようなメッセージが表示されれば、パスワードの更新は完了です。</para>
                                <mediaobject>
                                        <imageobject>
                                                <imagedata fileref="figures/userpasswd5.png" />
                                        </imageobject>
                                        <textobject>
                                                <phrase>情報は更新されました。</phrase>
                                        </textobject>
                                </mediaobject>
                        </listitem>
                </orderedlist>
        </sect1>
        <sect1 id="seahorse">
                <title>パスワードと暗号鍵</title>
                <para>ToDo: Seahorse について記述を追加</para>
        </sect1>
        <sect1 id="nautilus-file-management-properties">
                <title>ファイル管理</title>
                <para>GNOMEのパネルの<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>ファイル管理</guimenuitem>をクリックするか、<application>GNOME端末</application>などから以下のコマンドを実行すると、ファイル管理の設定<application>nautilus-file-management-properties</application>が起動します。</para>
                <screen>$ <command>nautilus-file-management-properties</command></screen>

                <para>GNOME で利用されるファイルマネージャー nautilus の設定を行うことができます。</para>

                <figure id="nautilus-file-management-properties1">
                        <title>ファイル管理の設定</title>
                        <graphic fileref="figures/nautilus-file-management-properties.png" />
                </figure>

                <para>ファイル管理の設定について、詳しくは<ulink url="ghelp:user-guide">デスクトップのユーザーガイド</ulink>にある<ulink url="ghelp:user-guide?nautilus-preferences">Nautilus の設定</ulink>を参照してください。</para>
        </sect1>

        <sect1 id="userinfo">
                <title>ユーザの個人情報</title>
                <para>ユーザの個人情報を利用するとフルネーム・オフィスの部屋番号・内線番号・自宅の電話番号といったアカウント情報を変更できます。なお、コントロール文字・コンマ・コロン・等号を使用する事はできません。</para>
                <para>また、端末エミュレータや仮想コンソールを使用する際のログインシェルを変更することもできます。</para>
                <figure>
                        <title>ユーザの個人情報</title>
                        <graphic fileref="figures/userinfo.png" />
                </figure>
                <note>
                        <title>アカウント情報の保存先について</title>
                        <para>ここで編集した情報は、<filename>/etc/passwd</filename>に保存されます。これらの情報は、<command>finger</command>クライアントを使って端末を利用中のユーザ情報を表示される際などに使用されます。</para>
                </note>
        </sect1>
        <sect1 id="gsetime">
                <title>漢字変換システムの選択</title>
                <para>漢字変換システムを変更したい場合は、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem>→<guimenuitem>漢字変換システムの選択</guimenuitem>を実行します。</para>
                <figure>
                        <title>漢字変換システムの選択</title>
                        <graphic fileref="figures/gsetime.png" />
                </figure>
                <para>一覧から利用したい入力方式を選択し、<guibutton>OK</guibutton>ボタンをクリックしてください。なお、変更を完全に反映させるには、ログインしなおす必要があります。</para>
                <important>
                        <title>事前に関連プログラムをインストールしてください</title>
                        <para>「漢字変換システムの選択」では、インストールされていない漢字変換システムも表示されています。他の変換システムを利用したい場合は、事前に関連プログラムをインストールしておく必要があります。</para>
                        <para>プログラムの追加方法は、<xref linkend="synaptic" />を参照してください。</para>
                </important>
                <para>また、Emacs で使う漢字変換システムも<guimenuitem>漢字変換システムの選択</guimenuitem>から設定されますが、環境変数 EMACS_IME や Emacs での変数 emacs-ime を使うことで上書きが可能です。詳細は「Emacs 利用ガイド」をご覧ください。</para>
        </sect1>
        <sect1 id="seahorse-preferences">
                <title>暗号化とキーリング</title>
                <para>ToDo: seahorse-preferences について記述を追加</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-about-me">
                <title>個人情報</title>
                <para>個人情報コントロールパネルを使用するとメールアドレスや住所などの個人情報を複数のアプリケーションで共有できるようになります。(対応アプリケーションのみ)</para>
                <figure>
                        <title>個人情報</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-about-me.png" />
                </figure>
                <para>左上のボタンをクリックするとログイン画面に表示する画像を選択できます。このボタンのすぐ右側に表示されているのは、ユーザのフルネームです。もし、フルネームを変更したい場合は、<xref linkend="userinfo" />を参照してください。</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-at-properties">
                <title>支援技術</title>
                <para>支援技術の設定では、「アクセシビリティ」の項目を持つ各種設定へのショートカットが用意されています。それぞれの設定の概要は、以下を参照してください。</para>
                <itemizedlist>
                        <listitem><para>お気に入りのアプリ(<xref linkend="gnome-default-applications-properties" />)</para></listitem>
                        <listitem><para>キーボードのアクセシビリティ(<xref linkend="gnome-keyboard-properties" />)</para></listitem>
                        <listitem><para>マウスのアクセシビリティ(<xref linkend="gnome-mouse-properties" />)</para></listitem>
                        <listitem><para>アクセシビリティ対応のログイン(<xref linkend="gdmsetup" />)</para></listitem>
                </itemizedlist>
                <figure>
                        <title>支援技術の設定</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-at-properties.png" />
                </figure>
                <note>
                        <title>Microsoft Windowsとの用語の違い</title>
                        <para>「支援技術」は、Microsoft Windows Vista以降では、「コンピュータの簡単操作」、それ以前のバージョンでは「ユーザ補助」に相当します。</para>
                </note>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-session-properties">
                <title>自動起動するアプリケーション</title>
                <para>GNOME起動時（ログイン時）に自動的に起動するプログラムの設定、またはGNOME終了時（ログアウト時）に実行中のアプリケーションを記憶するための設定を行うには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<menuchoice><guimenuitem>設定</guimenuitem><guimenuitem>ユーザ向け</guimenuitem><guimenuitem>自動起動するアプリケーション</guimenuitem></menuchoice>を選択します。</para>
                <para>ログイン時に自動的に起動するプログラムの設定は、<guilabel>自動起動するプログラム</guilabel>タブの画面にて行います。</para>
                <figure>
                        <title><guilabel>自動起動するプログラム</guilabel>タブ</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-session-properties-01.png" />
                </figure>
                <para>例えば、ログイン後に不要なプログラムを起動させたくない場合は、<guilabel>自動起動するプログラム</guilabel>タブより、対象となるプログラムの左側にあるチェックを外してください。</para>
                <warning>
                        <title>インストール時から存在する項目は削除しないでください</title>
                        <para><guilabel>自動起動するプログラム</guilabel>タブにて一覧に表示されているプログラムのうち、インストール時から存在する項目は<guibutton>削除</guibutton>ボタンにて削除しないでください。</para>
                        <para>一度削除すると、復旧するのが困難になります。</para>
                </warning>
                <para>また、ログアウト時に起動していたアプリケーションを記憶させるようにするには、<guilabel>オプション</guilabel>タブで「<guilabel>ログアウト時に実行中のアプリを自動的に記憶しておく</guilabel>」にチェックを入れてください。ログアウト時に起動していたアプリケーションが記憶され、次回ログイン時に記憶していたアプリケーションが起動します。</para>
                <figure>
                        <title><guilabel>オプション</guilabel>タブ</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-session-properties-02.png" />
                </figure>
                <note>
                        <title>対応していないアプリケーションもあります</title>
                        <para>アプリケーションによっては、ログアウト時に起動されていても次回ログイン時に起動しない場合があります。</para>
                </note>
        </sect1>
</chapter>

<chapter id="LookAndFeel">
        <title>ルック＆フィール</title>
        <sect1 id="ccsm">
                <title>CompizConfig 設定マネージャ</title>
                <para>ToDo: CompizConfig 設定マネージャについて記述を追加</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-window-properties">
                <title>ウィンドウ</title>
                <para>GNOMEパネルの<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ルック＆フィール</guimenuitem>→<guimenuitem>ウィンドウ</guimenuitem>をクリックするか、<application>GNOME端末</application>などから以下のコマンドを実行すると、ウィンドウの設定(<application>gnome-window-properties</application>)が起動します。</para>
                <screen>$ <command>gnome-window-properties</command></screen>
                
                <para>ウィンドウを選択する方法や、タイトルバーをダブルクリックしたときの動作などを設定することができます。</para>
                <mediaobject>
                        <imageobject>
                                <imagedata fileref="figures/gnome-window-properties.png" format="png" />
                        </imageobject>
                        <textobject>
                                <phrase>ウィンドウの設定</phrase>
                        </textobject>
                </mediaobject>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-screensaver-preferences">
                <title>スクリーンセーバー</title>
                <para>ToDo: gnome-screensaver-preferences について記述を追加</para>
        </sect1>
        <sect1 id="notification-properties">
                <title>ポップアップ通知</title>
                <para>ポップアップ通知のテーマ、表示位置を変更したい場合は、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ルック＆フィール</guimenuitem>→<guimenuitem>ポップアップ通知</guimenuitem>を実行します。</para>
                <figure>
                        <title>通知の設定</title>
                        <graphic fileref="figures/notification-properties.png" />
                </figure>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-appearance-properties">
                <title>外観の設定</title>
                <para>ToDo: gnome-appearance-properties について記述すること</para>
                <sect2 id="gnome-appearance-theme">
                        <title>テーマ</title>
                        <figure>
                                <title>テーマ</title>
                                <graphic fileref="figures/gnome-appearance-theme.png" />
                        </figure>
                </sect2>
                <sect2 id="gnome-appearance-background">
                        <title>背景</title>
                        <figure>
                                <title>背景</title>
                                <graphic fileref="figures/gnome-appearance-background.png" />
                        </figure>
                </sect2>
                <sect2 id="gnome-appearance-font">
                        <title>フォント</title>
                        <para>GNOME で利用されるアプリケーション<footnote><para>GNOME で用いられている GTK+ という規格に対応したアプリケーションで、この設定を利用できます。</para></footnote>のフォントの設定を行うことができます。</para>
                        <para>この設定に対応するかどうかはアプリケーションに依って異なります。また、独自にフォントの設定を行えるアプリケーションも多いです。</para>

                        <figure>
                                <title>フォント</title>
                                <graphic fileref="figures/gnome-appearance-font.png" />
                        </figure>

                        <para>フォントのプロパティの画面では、アプリケーション(A) ドキュメント(D) デスクトップ(K) ウィンドウのタイトル(W) 固定幅のフォント(F) の五つの項目があり、それぞれ右側にフォント名とフォントサイズが表示されています。</para>
                        <para>それぞれの意味は <xref linkend="gnome-font-properties-select-font" /> のようになっています。</para>

                        <table id="gnome-font-properties-select-font">
                                <title>項目名と適用される場所</title>
                                <tgroup cols="2">
                                        <thead>
                                                <row><entry>項目名</entry>
                                                        <entry>適用される場所</entry></row>
                                        </thead>
                                        <tbody>
                                                <row>
                                                        <entry>アプリケーション(A)</entry>
                                                        <entry>それぞれのアプリケーションで利用されるフォントです。GNOMEパネルや、アプリケーション内のメニューや、右クリックした時に表示されるコンテキストメニュー等もこのフォントになります。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ドキュメント(D)</entry>
                                                        <entry>アプリケーションのドキュメントの部分に利用されるフォントです。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>デスクトップ(K)</entry>
                                                        <entry>デスクトップのアイコンとともに表示される名前に利用されるフォントです。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>ウィンドウのタイトル(W)</entry>
                                                        <entry>ウィンドウのタイトルバーで用いられるフォントです。</entry>
                                                </row>
                                                <row>
                                                        <entry>固定幅のフォント(F)</entry>
                                                        <entry>GNOME端末などのターミナルエミュレータで用いられるフォントです。テキストエディタ等でも、固定幅のフォントを利用するように設定されているものがあります。</entry>
                                                </row>
                                        </tbody>
                                </tgroup>
                        </table>

                        <para>フォント名とフォントサイズが表示されている部分をクリックすると、<xref linkend="gtk-font-selection-dialog" />のようなダイアログが開き、ファミリ(F)、スタイル(S)、サイズ(Z)を選択することができます。</para>

                        <para>ファミリはフォントの名称です。</para>
                        <para>スタイルの Regularは 標準、Italicは 斜体、Boldは 太字、Bold Italicは 太字で斜体 です。</para>
                        <para>サイズは一番上の欄に数字を入力することで直接指定することもできます。</para>

                        <para>プレビュー(P)のところには自由に文字を入力することができます。</para>

                        <figure id="gtk-font-selection-dialog">
                                <title>フォントの選択</title>
                                <graphic fileref="figures/gtk-font-selection-dialog.png" />
                        </figure>

                        <note>
                                <title>フォントの種類について</title>
                                <para>フォントには、欧文フォント(かなや漢字などの文字を含まないフォント)と日本語フォント(かなや漢字なども含んだフォント)があります。欧文フォントを選択した場合に、かなや漢字などの文字を表示できなくなります。</para>
                                <para>また、固定幅フォント(等幅フォント)とプロポーショナルフォントがあります。</para>
                                <para>プロポーショナルフォントは、文字ごとに横幅が異なるフォントで、余白を詰めて表示することができ、一行あたりの文字数などは(幅の広い w という文字や、幅の狭い i という文字など)利用する文字によって変わってきます。</para>
                                <para>なお、プロポーショナルフォントは、VL <emphasis>P</emphasis>Gothic などのように、フォント名に P という文字が入るものが多いです。</para>
                                <para>アプリケーション(A) のところなどは、プロポーショナルフォントを選択しておくと、等幅フォントよりも文字の幅を狭くできるため便利だと思います。</para>
                        </note>

                </sect2>
        </sect1>
        <!--sect1 id="setting-themes">
                <title>テーマの設定</title>
                <para>GNOMEのパネルの<guimenu>デスクトップ</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>テーマ</guimenuitem>をクリックするか、<application>GNOME端末</application>などから以下のコマンドを実行すると、テーマの設定<application>gnome-theme-manager</application>が起動します。</para>
                <screen>$ <command>gnome-theme-manager</command></screen>
                
                <para>いろいろなデザインのテーマがありますが、スクロールバーを下まで下げていくと、「ハイ・コントラスト」、「ハイ・コントラストの反転」、「拡大版」といった見やすさについて配慮されたテーマが用意されています。</para>

                <para>たとえば、「拡大版」と通常のテーマで、メニューの大きさを比べてみると<xref linkend="gnome-panel-menu-big" />のように異なります。</para>
                <figure id="gnome-panel-menu-big">
                        <title>テーマ「拡大版」を選択したときのメニューのアイコン等の大きさ(左:「拡大版」右:通常サイズ)</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-panel-menu-big.png" />
                </figure>
                <xref linkend="gnome-panel-menu-big" />

        </sect1-->
        <sect1 id="simple-ccsm">
                <title>簡易版 CompizConfig 設定マネージャ</title>
                <para>簡易版 CompizConfig 設定マネージャについて記述を追加</para>
        </sect1>
</chapter>

<chapter id="InternetAndNetwork">
        <title>インターネットとネットワーク</title>
        <sect1 id="gnome-network-properties">
                <title>ネットワークのプロキシ</title>
                <para>インターネットへの接続にプロキシサーバを経由する必要がある場合は、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ネットワークのプロキシ</guimenuitem>を選択して<application>ネットワーク・プロキシの設定</application>を開きます。</para>
                <para>プロキシサーバのアドレスとポートが分かっている場合には、<guilabel>プロキシの設定</guilabel>タブで「マニュアルでプロキシの設定を行う」というラジオボタンを選択し、プロトコルに応じたプロキシサーバのアドレスとポートを入力します。全て同一のアドレスとポートである場合は、「全てのプロトコルで同じプロキシを使う」をチェックすることにより<guilabel>HTTPプロキシ</guilabel>の欄のみ入力可能となり、他のプロトコルの入力を省略することができます。プロキシの使用に認証が必要である場合は、<guilabel>HTTPプロキシ</guilabel>のポート入力欄のすぐ右にある<guibutton>詳細</guibutton>ボタンをクリックし、「認証を行う」をチェックした上、ユーザ名とパスワードを入力します。</para>
                <para>なお、ネットワーク管理者によって自動プロキシ設定ファイルが用意されている場合は、「自動的にプロキシの設定を行う」というラジオボタンを選択して自動プロキシ設定ファイルのURLを入力します。詳細は、ネットワーク管理者に確認してください。</para>
        </sect1>
        <sect1 id="nm-connection-editor">
                <title>ネットワーク接続</title>
                <para>ToDo: nm-connection-editor について記述すること</para>
        </sect1>
        <sect1 id="vino-preferences">
                <title>リモート・デスクトップ</title>
                <para>現在利用しているデスクトップに他のコンピュータからリモートデスクトップ接続するためには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>インターネットとネットワーク</guimenuitem>→<guimenuitem>リモート・デスクトップ</guimenuitem>をクリックします。</para>
                <para>このリモートデスクトップ接続は、Vino VNC サーバにより実現されています。クライアント側のツールには VNC サーバに接続できる Vinagre や VNC viewer が利用できます。</para>
                <figure>
                        <title>リモート・デスクトップの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/vino-preferences.png" />
                </figure>
                <para>ToDo: リモート・デスクトップビューアーの記述を追加次第、リンクを設定</para>
        </sect1>
</chapter>

<chapter id="Hardware">
        <title>ハードウェア</title>
        <sect1 id="blueman-manager">
                <title>Bluetooth マネージャ</title>
                <para>ToDo: Bluetooth マネージャについて記述を追加</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-keyboard-properties">
                <title>キーボード</title>
                <para>キーボードに関する設定を行うには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから、<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ハードウェア</guimenuitem>→<guimenuitem>キーボード</guimenuitem>をクリックします。</para>
                <figure>
                        <title>キーボードの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-keyboard-properties.png" />
                </figure>
                <sect2 id="keyboard-general">
                        <title>全般</title>
                        <para>Now printing</para>
                </sect2>
                <sect2 id="keyboard-layout">
                        <title>レイアウト(キーボードのキー配置の設定)</title>
                        <para>ToDo: レイアウト について記述すること</para>
                        <example id="swap-Control-and-CapsLock">
                                <title>Controlキー(Ctrlキー)とCapsLockキーを入れ替える</title>
                                <para>「レイアウトのオプション」タブの「Control key position」のところで、「Swap Control and CapsLock」を選択すると、<keycap>Controlキー</keycap>(<keycap>Ctrlキー</keycap>)と<keycap>CapsLockキー</keycap>を入れ替えることが出来ます。</para>

                                <para>次のような選択肢がありますので、使いやすい配置になるものを選んでください。</para>
                                <itemizedlist>
                                        <listitem>変更しない。</listitem>
                                        <listitem>Controlキー と CapsLockキー を入れ替える。</listitem>
                                        <listitem>CapsLockキー を Controlキー にする。</listitem>
                                        <listitem>Aの左隣のキー を Controlキー にする。</listitem>
                                        <listitem>一番手前の左端のキー を Controlキー にする。</listitem>
                                        <listitem>右Controlキー を 右Altキー にする。</listitem>
                                </itemizedlist>

                                <figure>
                                        <title><keycap>Controlキー</keycap>と<keycap>CapsLockキー</keycap>の入れ替え</title>
                                        <graphic fileref="figures/swap-ctrl-caps.png" />
                                </figure>
                        </example>
                </sect2>
                <sect2 id="keyboard-accessibility">
                        <title>アクセシビリティ</title>
                        <sect3 id="sticky-key">
                                <title>スティッキー・キー</title>
                                <para>スティッキー・キーを有効にする(S) にチェックをつけると、<keycap>Shift</keycap>キーを押しながら他のキーを押すといったような二つのキー、さらには三つのキーを同時に押すという操作を、それぞれのキーを順に押すことで入力可能にできます。</para>
                                
                                <para>同時に押すという動作をサポートする機能です。</para>
                                <para><keycap>Ctrl</keycap>、<keycap>Alt</keycap>、<keycap>Shift</keycap>などのキーが対象となります。</para>

                                <para>たとえば、GNOME での「デスクトップを表示する」というショートカットキーは <keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>Alt</keycap><keycap>d</keycap></keycombo> となっていますが、スティッキー・キーを有効にすると、<keycap>Ctrl</keycap>、<keycap>Alt</keycap>、<keycap>d</keycap> と順に押していくことでできるようになります。</para>

                                <para>何かキー入力を行うと解除されますが、2回連続して押すと、ロックできます。</para>
                                <para>たとえば、<keycap>Shift</keycap>、<keycap>a</keycap>、<keycap>b</keycap>、<keycap>c</keycap> と入力すると Abc となりますが、<keycap>Shift</keycap>、<keycap>Shift</keycap>、<keycap>a</keycap>、<keycap>b</keycap>、<keycap>c</keycap> の様に、<keycap>Shift</keycap>キーを2回押すとロックされ、ABC のようになります。<footnote><para>一般的に、大文字を入力するという目的であれば、<keycap>CapsLock</keycap>キーが利用できます。</para></footnote></para>
                                <para>もう一度同じキー(この場合は<keycap>Shift</keycap>キー)を押すとロックを解除できます。</para>
                                
                                <para>誤って <keycap>Shift</keycap>キーを押してしまったときなどは、<keycap>Shift</keycap>、<keycap>Shift</keycap> とさらに 2回押すと、2回目でロック、3回目で解除 となり、取り消すことができます。</para>
                        </sect3>
                        <sect3 id="slow-key">
                                <title>スロー・キー</title>
                                <para>スロー・キーを有効にする(W) にチェックをつけると、一定の秒数キーを押し続けるまで、キーを認識しないようになります。</para>
                                <para>誤って他のキーに触れてしまっても、無視するという機能です。</para>
                        </sect3>

                        <sect3 id="bounce-key">
                                <title>バウンス・キー</title>
                                <para>バウンス・キーを有効にする(U) にチェックをつけると、キーを押した後、一定の秒数が経過するまで、同じキーを押してもキーを認識しないようになります。</para>
                                <para>誤って同じキーを何度も押してしまっても、連続して入力せずに無視するという機能です。</para>
                        </sect3>
                </sect2>
                <sect2 id="keyboard-mousekey">
                        <title>マウス・キー</title>
                        <para>マウス・キーは、キーボードで、マウスのカーソルの移動、クリック、ドラッグといった動作を行える機能です。</para>
                        <para>マウス・キーを有効にする(M) にチェックをつけると、テンキーなどをマウスの代わりに利用できます。</para>
                        <para>リピート間隔(A) は、キーを何秒押し続けたらリピート(同じキーを繰り返し押すのと同じ動作)とするか、の時間を設定します。</para>

                        <para>速度(P) は、リピート時に、一秒間で何文字入力するかを指定します。</para>

                        <para>マウス・キーでは、入力した文字数が、カーソルをどれだけ移動させるか、ということになるので、マウスカーソルの移動速度を指定することとなります。</para>

                        <sect3 id="how-to-use-mouse-key">
                                <title>マウス・キーの使い方</title>
                                <para><xref linkend="mouse-key-keybind" /> のように、1〜4, 6〜9 がマウスカーソルの移動、/ * - がボタンの切り替え、5 0 + がボタン操作になります。</para>

                                <table id="mouse-key-keybind">
                                        <title>マウス・キーのキーバインド</title>
                                        <!-- http://www.disability.uiuc.edu/accessx/overview.html -->
                                        <tgroup cols="2">
                                                <thead>
                                                        <row>
                                                                <entry>キー</entry><entry>効果</entry>
                                                        </row>
                                                </thead>
                                                <tbody>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>1</keycap> <keycap>2</keycap> <keycap>3</keycap> <keycap>4</keycap> <keycap>6</keycap> <keycap>7</keycap> <keycap>8</keycap> <keycap>9</keycap></entry>
                                                                <entry>マウスカーソルを移動する</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>/</keycap></entry>
                                                                <entry>左ボタンにする</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>*</keycap></entry>
                                                                <entry>右ボタンにする</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>-</keycap></entry>
                                                                <entry>中ボタンにする</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>5</keycap></keycombo></entry>
                                                                <entry>アイコンを選択する、選択を解除する(「アプリケーションで開く」などのクリックした時の動作はしません。複数のアイコンを選択することができます。)</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>5</keycap></entry>
                                                                <entry>クリック(<keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>5</keycap></keycombo>で複数選択していた場合はまとめて処理します。)</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>+</keycap></entry>
                                                                <entry>ダブルクリック</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>0</keycap></entry>
                                                                <entry>マウスのボタンを押したままの状態にする(5で解除)</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>Esc</keycap></entry>
                                                                <entry>ドラッグでの移動などのキャンセル</entry>
                                                        </row>
                                                        <row>
                                                                <entry><keycap>Enter</keycap></entry>
                                                                <entry>選択したものを開く(左クリックで開くのと同じ動作をします。<keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>5</keycap></keycombo>で複数選択していた場合は全て開きます。)</entry>
                                                        </row>
                                                </tbody>
                                        </tgroup>
                                </table>

                                <example id="drug-to-trash-box">
                                        <title>ファイルをキーボード操作でゴミ箱へ</title>
                                        <mediaobject>
                                                <imageobject>
                                                        <imagedata fileref="figures/mouse-key.png" />
                                                </imageobject>
                                        </mediaobject>

                                        <para>上の図のような場合では、<keycap>7</keycap>でカーソルをアイコンのところに移動する、<keycap>/</keycap>で左ボタンにする、<keycap>0</keycap>でアイコンを選択(ドラッグ開始)、<keycap>1</keycap> でゴミ箱に重ねる、<keycap>5</keycap>でドラッグの状態を解除する(ボタンから指を離すのと同じ)、といった手順で、ゴミ箱に入れることができます。</para>
                                        <para>また、<keycap>7</keycap>、<keycap>-</keycap>(右ボタンに切り替え)、<keycap>5</keycap>(右クリック)、<keycap>v</keycap>(右クリックのメニューのゴミ箱へ移動する(V))といった操作もできます。</para>
                                        <para><keycap>7</keycap>、<keycombo><keycap>Ctrl</keycap><keycap>5</keycap></keycombo>(アイコンをクリックして選択)、<keycap>Delete</keycap> としてもゴミ箱に入れることができます。</para>

                                        <para>マウス・キーだけではなく、キーボードの他のキーも合わせて使った方が効率よく作業できると思います。</para>
                                </example>
                        </sect3>
                </sect2>
                <sect2 id="typing-break">
                        <title>一休み</title>
                        <para>Now printing</para>
                </sect2>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-volume-control">
                <title>サウンド</title>
                <para>音声の入出力音量や警告音の設定を行うには、<menuchoice><guimenu>システム</guimenu><guimenuitem>設定</guimenuitem><guimenuitem>ハードウェア</guimenuitem><guimenuitem>サウンド</guimenuitem></menuchoice>を選択してください。</para>
                <para>出力の音量をスライドすることにより、主音量を調整することが可能です。<guilabel>ミュート</guilabel>にチェックを入れると設定された出力音量にかかわらず音声が出力されなくなります。</para>
                <para>サウンドの設定は、4つのタブに分かれています。</para>
                <table>
                        <title>各タブの概要</title>
                        <tgroup cols="2">
                                <thead>
                                        <row>
                                                <entry>タブ名</entry>
                                                <entry>概要</entry>
                                        </row>
                                </thead>
                                <tbody>
                                        <row>
                                                <entry>サウンドの効果</entry>
                                                <entry>警告音の音量・テーマのほか、ウィンドウを開いたり、ボタンをクリックした際に効果音を出力するかどうかの設定を行えます。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>入力</entry>
                                                <entry>マイク等からの入力音量を調整できます。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>出力</entry>
                                                <entry>出力するサウンドカードの変更や左右スピーカへの出力バランスの調整を行います。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>アプリケーション</entry>
                                                <entry>現に音声を録音・再生しているアプリケーション毎に出力音量を調整できます。</entry>
                                        </row>
                                </tbody>
                        </tgroup>
                </table>
                <figure>
                        <title>サウンドの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-volume-control.png" />
                </figure>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-display-properties">
                <title>ディスプレイ</title>
                <para>ToDo: gnome-display-properties について記述すること</para>
        </sect1>
        <sect1 id="my-default-printer">
                <title>デフォルトのプリンター</title>
                <para>
                デフォルトのプリンターを設定するには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ハードウェア</guimenuitem>→<guimenuitem>デフォルトプリンター</guimenuitem>を実行します。
                </para>
                
                <figure>
                  <title>デフォルトのプリンターを設定</title>
                  <graphic fileref="figures/my-default-printer-01.png" />
                </figure>

                <para>
                  デフォルトでは、システムで設定されたデフォルトのプリンターを使用します。
                  システムで設定されたデフォルトのプリンター以外のプリンターをデフォルトにしたい場合は、
                  デフォルトにしたいプリンタを選択して、<guibutton>デフォルトに設定</guibutton>を押してください。
                </para>

                <figure>
                  <title>ユーザーのデフォルトのプリンターを設定</title>
                  <graphic fileref="figures/my-default-printer-02.png" />
                </figure>

        </sect1>
        <sect1 id="gnome-mouse-properties">
                <title>マウス</title>
                <para>ToDo: gnome-mouse-properties について更新すること</para>
                <para>マウスに関する設定を行うには、<guimenu>システム</guimenu>メニューから<guimenuitem>設定</guimenuitem>→<guimenuitem>ハードウェア</guimenuitem>→<guimenuitem>マウス</guimenuitem>を実行します。</para>
                
                <figure>
                        <title>マウスの設定</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-mouse-properties.png" />
                </figure>
                
                <warning>設定変更等は、直ちに反映されます。</warning>
                
                <para>マウスの設定の画面では、上部に ボタン ポインタ 動き の三つのタブがあります。</para>
                
                <sect2 id="mouse-general">
                        <title>全般</title>
                        <!--para>「全般」タブ では、マウスの向き と ダブル・クリックの間隔 を設定できます。</para-->
                        
                        <sect3 id="mouse-orientation">
                                <title>マウスの向き</title>
                                <para>マウスの向き では、左利きをクリックしてチェックをつけると、右ボタンと左ボタンを切り替えることができます。</para>

                                <para>「左利き(L)」というところでは (L) とあるので、<keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>l</keycap></keycombo>とキー操作すると、チェックボックスにチェックが付きます。</para>
                                <para>大文字で L となっていますが、大文字と小文字は区別されないことが多いです。</para>
                                
                                <note><title>マウス操作の説明について</title>
                                <para>GNOMEのヘルプなどでは、右利きの方に合わせて表記されています。クリックとドラッグは右ボタン、右クリックは左ボタンでのクリックになります。置き換えて読んでください。</para>
                                </note>
                        </sect3>

                        <!--sect3 id="pointer-theme">
                                <title>ポインタのテーマ</title>
                                <para>ポインタのテーマ では、マウスポインタの色と大きさを選べます。ポインタを変えると、テキストの上にポインタを乗せた時の表示やドラッグ時の表示も変わります。</para>
                        </sect3-->

                        <sect3 id="locate-pointer">
                                <title>ポインタの位置</title>
                                <para>ポインタの位置 では、チェックをつけると <keycap>Ctrl</keycap>キーを押した時にポインタの周辺に四角いアニメーションが表示されて、ポインタの位置を確認しやすくすることができます。</para>
                        </sect3>

                        <sect3 id="mouse-motion">
                                <title>動き</title>
                                <para>加速 はマウスカーソルの動く速さを設定できます。</para>
                                <para>感度 はマウスカーソルがどれくらい動くかを設定できます。「低」を選択したほうが少しの動きでたくさん動くようになります。</para>
                        </sect3>

                        <sect3 id="drag-and-drop-threshold">
                                <title>ドラッグ＆ドロップ のしきい値</title>
                                <para>ドラッグ＆ドロップ のしきい値は、ドラッグ＆ドロップをするのに必要なマウスの最低移動量を設定します。</para>
                        </sect3>
                        
                        <sect3 id="double-click-timeout">
                                <title>ダブルクリックの間隔</title>
                                <para>ダブルクリックの間隔 では、ダブルクリックとして認識するクリックの間隔を 100ミリ秒 から 1000ミリ秒(1秒) までで、100ミリ秒単位で設定できます。</para>
                                
                                <para>右側の電球が、一度クリックすると、白っぽく光り、ダブルクリックに成功すると、しっかりと点灯します。</para>
                                <para>無理なくダブルクリックできるように間隔を設定してください。</para>

                                <para>「間隔(T)」というところでは (T) とあるので、<keycombo><keycap>Alt</keycap><keycap>t</keycap></keycombo> とキー操作すると、<keycap>矢印キー</keycap> などでスライダーを左右に操作できるようになります。</para>

                                <note>
                                        <title>ファイルなどをシングル・クリックで開くようにするには?</title>
                                        <para><xref linkend="nautilus-file-management-properties" />を参照してください。</para>
                                </note>

                        </sect3>
                </sect2>    
        </sect1>

        <sect1 id="gnome-display-properties">
                <title>モニタ</title>
                <para>ToDo: gnome-display-properties について記述を追加</para>
        </sect1>

        <sect1 id="gnome-volume-properties">
                <title>リムーバブル・デバイスとメディア</title>
                <para><application>リムーバブル・デバイスとメディア</application>を使用すると、デジタル・カメラ等の外部デバイスが接続された時に自動的に実行するプログラムを設定することができます。<guimenu>システム</guimenu>メニューから<menuchoice><guimenuitem>設定</guimenuitem><guimenuitem>ハードウェア</guimenuitem><guimenuitem>リムーバブル・デバイスとメディア</guimenuitem></menuchoice>をクリックして起動します。</para>
                <para>外部デバイスが接続された時に自動的にプログラムを実行するには、該当する外部デバイスのチェックボックスにチェックを入れると共に、対応する<guilabel>コマンド</guilabel>入力欄に実行するコマンドを指定してください。<guilabel>コマンド</guilabel>入力欄にて接続された外部デバイスを引数として指定するには '%h' と記載します。</para>
                <table>
                        <title><application>リムーバブル・デバイスとメディア</application>の各タブの概要</title>
                        <tgroup cols="2">
                                <thead>
                                        <row>
                                                <entry>タブ名</entry>
                                                <entry>概要</entry>
                                        </row>
                                </thead>
                                <tbody>
                                        <row>
                                                <entry>カメラ</entry>
                                                <entry>デジタル・カメラ、デジタル・ビデオ・カメラ、ウェブ・カメラが接続された時に自動的に実行するプログラムをそれぞれ設定することができます。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>PDA</entry>
                                                <entry>Palm(TM) 、PocketPC が接続された時に自動的に実行するプログラムをそれぞれ設定することができます。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>プリンタとスキャナ</entry>
                                                <entry>プリンタ、スキャナが接続された時に自動的に実行するプログラムをそれぞれ設定することができます。</entry>
                                        </row>
                                        <row>
                                                <entry>入力デバイス</entry>
                                                <entry>USB マウス、USB キーボード、タブレットが接続された時に自動的に実行するプログラムをそれぞれ設定することができます。</entry>
                                        </row>
                                </tbody>
                        </tgroup>
                </table>
                <figure>
                        <title>カメラ</title>
                        <graphic fileref="figures/gnome-volume-properties.png" />
                </figure>
        </sect1>
        <sect1 id="gnome-power-preferences">
                <title>電源管理</title>
                <para>ToDo: gnome-power-preferences について記述すること</para>
        </sect1>
</chapter>

<chapter id="System">
        <title>システム</title>
        <sect1 id="polkit-gnome-authorization">
                <title>権限の管理</title>
                <para>ToDo: polkit-gnome-authorization について記述すること</para>
        </sect1>
        <sect1 id="gksu-properties">
                <title>特権の許可</title>
                <para>ToDo: gksu-properties について記述すること</para>
        </sect1>
</chapter>

<!--
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