update-watch は システムのアップデートの有無を1日1回自動的に確認して、アップデートが見つかると通知エリアのアイコンや通知パネルでお知らせするアプリケーションです。
また通知エリアのアイコンの右クリックで表示されるメニューから、アップデートの適用や synaptic パッケージマネージャの実行等が簡単に行えます。
Gnome や kDE、Xfce といった freedesktop.org のデスクトップ標準に準拠したデスクトップ環境を使用している場合は、ログインすると自動的に起動します。
上記以外のデスクトップ環境を使っていたり手動で起動したい場合は、コマンドラインから update-watch を実行します。
デスクトップ環境にログインすると、通知エリアに以下のようなアイコンが表示されます。
update-watch はシステムのアップデートの有無を1日に1回自動的にネットワーク経由で確認します。そしてアップデートの有無によって以下のようなアイコンを通知エリアに表示します。
:アップデートがあります。システムを更新する必要があります。
:アップデートはありません。システムは最新の状態です。
:処理を一時停止しています。synaptic または apt-get コマンドが実行中です。
:再起動が必要です。アップデートによりシステムの再起動が必要となった場合にのみ表示されます。
また通知エリアのアイコンにマウスポインタを合わせると、詳細な情報がツールチップで表示されます。
アップデートが見つかると、アップデートの詳細を通知パネルを使って通知します。
またアップデートを適用した結果、kernel の更新等が行われシステムの再起動が必要となった場合は、システムの再起動を促すメッセージを表示します。
通知エリアのアイコンを右クリックすると、以下のようなメニューが表示されます。
※実行時に権限が足りない場合は管理者パスワードの入力画面が表示されるので、root のパスワードを入力して OK ボタンを押してください。
通知エリアのアイコンを右クリックしてメニューからアップデートの一覧を選択するか、アイコンをダブルクリックすると以下のような画面が表示されます。
アップデートの一覧には、アップデートの状態を表すアイコンと各パッケージの名前、簡単な説明が表示されます。
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