rpminstall ヘルプ

概要

rpminstall は rpm ファイル を GUI でインストールするツールです。

このツールをインストールするとコマンドラインを使わずに GUI から rpm ファイルをインストール出来るようになります。

起動方法

デスクトップ環境に Gnome を使っている場合は、以下のいずれかで起動します。

• Gnomeメニューのシステム→システム管理→rpm インストーラを実行
• ファイルマネージャー (nautilus) から rpm ファイルを右クリックして、コンテキストメニューから'rpm インストーラで開く'を選ぶ
• コマンドラインから rpminstall を実行
  

使い方

rpminstall を起動すると次の画面が表示されます。

■インストールファイルの一覧

画面の中央にインストールする rpm ファイルの一覧が表示されます。

ファイルマネージャーから起動された時は、選択したファイルが(上記の画面のように)最初から表示されます。

またインストールしたい rpm ファイルをここにドラッグ＆ドロップして追加する事もできます。

■追加ボタン

インストールする rpm ファイルを追加します。

ボタンを押すとファイルを開く画面が表示されるので、インストールしたいファイルを指定すると一覧に追加されます。

■削除ボタン

インストールファイルの一覧から指定したファイルを削除します。

複数選択して一度に削除することもできます。

インストールしたいファイルを一覧に追加し終えたら、実行ボタンを押します。もし権限が足りない時は管理者パスワードの入力画面が表示されるので、root のパスワードを入力して OK ボタンを押します。

認証に成功すると次のような進捗画面が表示され、指定した rpm ファイルがインストールされます。

■詳細ボタン

インストール完了後に詳細ボタンを押すと、インストール中に表示されたメッセージが確認できます。

閉じるボタンを押すと前の画面に戻るので、続けてインストールする時は同じ手順を繰り返します。

インストールを終わる時はキャンセルボタンを押します。

注意点等

• バイナリの rpm (*.i386.rpm 等)と src.rpm は同時にインストールできません。
• src.rpm をインストールした場合は、ホームディレクトリ(~)の rpm/SPECS と rpm/SOURCES ディレクトリに、spec ファイルとソースファイル(アーカイブや Patch 等)がそれぞれ展開されます。
  

ライセンス

GPL