「削除」をクリックすると、リストから消えて、スタイルで「ゴミ箱へ」を選択したのと同様に、次回起動時からは自動的に起動しなくなります。「スタイル」や「順番」を設定、変更したら「適用」をクリックしてください。自動起動するプログラムGNOME起動時に自動的に起動するプログラムが表示されています。追加をクリックすることでプログラムやシェルスクリプトなどを追加できます。ここで追加したあと、一度 GNOME を終了して GNOME を起動しなおすと、 のところに追加したプログラムが表示されるようになるので、「順番」を設定できるようになります。シェルスクリプトを追加する際にはシェルスクリプトを追加する際には、 などでアクセス権(パーミッション)を確認し、「実行可能」であるかどうかを確認してください。コマンド操作では、アクセス権についてはlsコマンドなどで確認でき、またchmodコマンドで設定することができます。それぞれのmanページなどを参照してください。(参考:困ったときには)「実行可能」ではないシェルスクリプトを追加しても、特に警告などは表示されず、また、GNOME起動時に、実行できなかったといったようなメッセージも表示されません。~/.Xresources をGNOME起動時に読み込ませる起動時に ~/.Xresources を読み込んで、さらに、読み込んだことを表示するために、次のようなシェルスクリプトを作成して登録してみましょう。#!/bin/bash
xrdb -load ~/.Xresources 2>/dev/null
if [ -x /usr/X11R6/bin/xmessage ] ; then
xmessage -timeout 3 "xrdb -load ~/.Xresources ok"
fiお好みのエディタで、上の内容をコピー&ペーストして load_Xresources.sh など適当な名前をつけて保存します。xmessageコマンドを利用するには XOrg-tools というパッケージが必要です。自動化 と での「スタイル」の設定と での「自動ログイン」の設定を組み合わせることで、電源を入れた後の、ログインして特定のアプリケーションを起動するという一連の処理を自動化することができます。デスクトップ メニューから設定する
パネルのデスクトップメニューの設定をクリックすると、さまざまな項目があります。
たとえば サウンド をクリックすると、サウンドの設定(gnome-sound-properties)というウィンドウが開き、ビープ音というタブでは、ビープ音を有効にするかや、ビープ音の代わりにウィンドウや画面全体を点滅させたりなどの設定ができます。
また キーボード・ショートカット をクリックすると、キーボード・ショートカット(gnome-keybinding-properties)というウィンドウが開き、さまざまなキーボード・ショートカットを設定したり、確認したりできます。
内容の重複するものもありますが、ユーザー補助技術とGNOMEの設定 も参照してください。
設定エディタ gconf-editor
パネルのアプリケーションメニューから、システムツール→設定エディタをクリックするか、次節で紹介するの、GNOME端末などから以下のコマンドを実行すると設定エディタgconf-editorが起動します。$ gconf-editorgconf-editor でショートカットキーを設定する特定のアプリケーションを起動するためのショートカットキーを設定するには、左側のツリーぺインで / -> apps -> metacity をクリックして開いていきます。そこに global_keybindings と、keybinding_commands と他にいろいろあります。まず keybinding_commands をクリックして開きます。keybinding_commands の command_数字 という名前をダブルクリックします。(値 が空欄になっているものを選びます。)名前のところをダブルクリックすると キーの編集 というウィンドウが開きます。値のところをダブルクリックすると直接入力できます。例えば command_2 の 名前をダブルクリックして、値のところに gimp と入力しますキーボードからの入力を受け付けるようなシェルスクリプトを登録する場合には gnome-terminal -x /where/script/hoge.sh や gnome-terminal -x /bin/bash /where/script/hoge.sh などのように端末上で実行するようにするといいです。。間違った値を入力してしまった場合には、キャンセル(C) をクリックするか、決定後にその値の上で右クリックして キーを空にする を選択すると、何も設定していない状態 (空欄、もしくは disabled) に戻ります。次に、左側のツリーぺインで global_keybindings をクリックして画面を切り替えます。run_command_数字 という名前の 値 のところをダブルクリックします。先ほどの command_2 にあわせて、run_command_2 の値のところにキーを設定します。CtrlAltg で起動するようにするには <Ctrl><Alt>g と入力します。< や > 、C t r l も一文字ずつ入力します。入力し終わったら、ファイル(F)→終了(Q)をクリックして gconf-editor を終了します。代表的なアプリケーションこの章では、代表的なアプリケーションをGNOMEのアプリケーションメニューの分類にしたがって紹介します。インストールされていない場合は、必要に応じてインストールして下さい。以降に示すアプリケーションの内、[VinePlus]が付加された物はインストールCDには付属せず、FTP サイトからの入手の他、APTパッケージ管理システムを利用してインストールする事ができます。詳細は、やを御覧ください。なお、各アプリケーションの使い方等については、アプリケーション付属のヘルプや公式サイト等の情報を参照してください。アクセサリFile Roller (パッケージ名:file-roller)File Rollerは、アーカイブファイルの中身を閲覧したり、ディレクトリやファイルをアーカイブしたりするためのアプリケーションです。以下のファイル形式に対応しています。非圧縮のTarアーカイブ(*.tar)及び圧縮されたTarアーカイブ(*.tar.gzなど)Zipアーカイブ(*.zip)Jarアーカイブ(*.jar,*.ear,*.war)Lhaアーカイブ(*.lzh)Rarアーカイブ(*.rar)gzip,bzip,bzip2,compress,lzopなどで圧縮された単一のファイルなお公式サイトは、File Roller (home page)です。GNOMEテキスト・エディタ (gedit)GNOMEテキスト・エディタ(gedit)は、GNOME標準のテキストエディタです。複数のファイルをタブとして開き同時に編集可能です。検索、置換などテキスト・エディタとしての基本的な機能の他、ファイルの種類に応じた強調表示が可能です。また、プラグインにより機能の拡張が可能です。なお公式サイトは、gedit GNOME Text Editorです。インターネットFirefox (firefox)Firefoxは、ウェブブラウザです。タブブラウジングや、RSS,RDFに対応するライブブックマークの機能などがあります。最新の Firefox コミュニティエディション 2.0 (Vine Linux 独自ビルド) Bon Echo を採用しました。Firefoxの公式サイトは、Firefox - Rediscover the Webです。
Mozilla Japanや、ユーザーコミュニティもじら組によって日本語の情報が提供されています。Firefox には 機能を追加するためのアドオン(Firefox Add-ons)やプラグイン(プラグイン :: Firefox Add-ons)などが多数あります。たとえば Sage のような Add-On を追加すると RSS/RDF の利用に便利です。Sage: a feed reader for FirefoxVine Linux の更新情報等も Vine Linux Home Pageから RDF で取得できます。インストール済のアドオンは、Firefox のメニューのツール(T) アドオン(A) をクリックすると、設定を行ったり、更新されているかどうか確認したり、削除したりできます。インストール済のプラグインは、ロケーションバー(URLが表示されているところ)に about:plugins と入力すると確認できます。また、about:config と入力すると Firefox の様々な設定を確認、変更などができます。Firefox が異常終了するなどしてその後起動できなくなったという場合には、GNOMEパネルのアプリケーションメニューから、インターネット→Firefoxコミュニティエディション(セーフモード)をクリックして、セーフモードで起動してください。Sylpheed (sylpheed)Sylpheedは、電子メールクライアント&ニュースリーダでその外観は、Microsoft Windowsユーザにも馴染みのあるデザインになっています。Sylpheedの公式サイトは、Sylpheed - a GTK+ based, lightweight, and fast e-mail clientです。また、Sylpheed ユーザサポートサイトでは、マニュアルやFAQ、掲示板が提供されています。gFTP (gftp)gFTPはGtk+を用いたXウィンドウシステム用マルチスレッドFTPクライアントです。並行ダウンロードや、ファイル転送中断のレジューム機能などなど多くの機能を備えています。gFTPの公式サイトは、gFTP Official Homepageです。オフィスOpenOffice.org [VinePlus] (openoffice.org)OpenOffice.orgは、プレゼンテーションツール、ワードプロセッサ、図形描画ツール、表計算ツールで構成されるオフィススイートです。ネイティブのファイル形式以外にもMicrosoft Officeのファイルを入出力したり、Portable Document Format (PDF)へのエクスポートが可能です。なお公式サイトは、OpenOffice.org: Home Pageです。ただし、VinePlusに収録されているパッケージはXimianによる拡張を取り込んでいます。また、ja: 日本:OpenOffice.org日本ユーザー会にて日本語による情報が提供されています。OpenOffice.org本体である openoffice.org というパッケージの他に次のようなパッケージがあります。必要に応じてインストールしてください。openoffice.org-emailmerge - email mail merge component for openoffice.orgopenoffice.org-graphicfilter - extra graphicfilter module for openoffice.orgopenoffice.org-javafilter - extra javafilter module for openoffice.orgopenoffice.org-pyuno - python bindings for openoffice.orgopenoffice.org-testtools - testtools for openoffice.orgopenoffice.org-xsltfilter - extra xsltfilter module for openoffice.orgグラフィックスDia ダイアグラム・エディタ (dia)Diaは、UMLや回路図など種々のダイアグラムを描写、編集することが可能です。公式サイトはDia a drawing programです。PDF ビュワー (gpdf)GNOME PDF ビュワーにより、PDF(Portable Document Format)ファイルを読む事ができます。GImageView (gimageview)GImageViewは画像ブラウザです。低消費メモリ、コマンドラインからの使用を充分に考慮、シンプルかつ柔軟なインターフェース、画像管理機能、スライドショー完備、様々な並び換えに対応した充実のリストビュー、多数の画像形式対応、各種サムネイルキャッシュ型式対応、ドラッグ & ドロップによるファイル操作、等の特徴があります。
なお公式サイトは、GImageViewです。日本語掲示板も用意されています。The GIMP (gimp)GIMP(GNU Image Manipulation Program)は、非常に高機能で柔軟な画像処理を行う事ができます。公式サイトは、GIMP - The GNU Image Manipulation Programです。なお日本語の情報源としては、TheGimpなどがあります。GIMP本体である gimp というパッケージの他に次のようなパッケージがあります。必要に応じてインストールしてください。gimp-print - ハイクオリティプリンタドライバ集gimp-print-plugin - GIMP用 gimp-print プラグインgimp-print-utils - gimp-print 用ユーティリティプログラムgimp-data-extras - GIMP 用追加データ集gimp-gap - GIMP アニメーションパッケージgimp-help - Help files for the GIMP.初めて起動する際に「GIMPユーザインストール」という設定のウィンドウが開きます。ユーザごとに設定を行ってください。「GIMP パフォーマンスチューニング」という画面では、タイルキャッシュサイズという項目がありますが、特別に大きなサイズの画像を扱うというのでなければ、そのままの値でいいと思います。変更する場合には、次に説明している GNOME端末などで free -m とコマンドを入力するとメモリの状態を確認できるのでその数値を参考にしてください。
$ free -m
合計 使用済 空き領域 共有領域 バッファ キャッシュ
メモリ: 375 339 35 0 24 188
-/+ バッファ/キャッシュ:
126 248
スワップ: 768 0 768
一番左上の数値(上の例では375、単位はMBです。)が実メモリ量コンピュータにつけられているメモリの量よりもわずかに少ない数値が表示されますがそれで正常です。になります。システム・ツールGNOME端末 (gnome-terminal)GNOME端末(gnome-terminal)を起動するとデフォルトでは、bashと呼ばれるシェルが起動されます。シェルがプロンプトを表示し、プロンプトの横のコマンドラインにコマンドを入力することによって、OSへ命令を与えることができます。入力したキーの解釈はシェルの役割です。Linuxではコマンド入力を多用するので、ターミナルとシェルの組が重要な役割を果たします。なお、bash の他に、ash, sash, tcsh, zsh などといったシェルがあり、chsh コマンドで起動するシェルを変更することができます。設定によっては、ログインできなくなるといったこともあります。変更が必要な場合は jman chsh 等を参照したうえで変更してください。また、変更した場合、alias の設定など標準の bash とは異なる点が多数ありますのでそちらも確認した上でお使いください。Synaptic (synaptic)Synapticは、APTパッケージ管理システムのフロントエンドです。Synapticを使えば、アプリケーションのインストールがマウス操作で簡単に行えます。詳細は、Synapticによるパッケージ管理を御覧ください。マルチメディアCDプレーヤー (gnome-media)GNOMEに付属する音楽CDを再生できるプレーヤーです。Beep Media Player (beepmp)Beep Media Player (BMP) は定番の X Multimedia System (XMMS) を GTK2 に移植したメディアプレイヤーです。XMMS同様に、mp3, mod, s3m 等の形式を再生可能です。WinAmpのスキンをそのまま使うことができます。なお、公式サイトはBeep Media Player Home Pageです。Totem (totem-xine, totem-gstreamer)Totem は GNOME の公式のシンプルなメディアプレイヤーです。プレイリストを用いた再生、フルスクリーン再生、ボリュームのコントロール、シークバー、スライダーでの再生のコントロールなどの機能に併せて、キーボードによる操作も可能となっています。なお、公式サイトはTotemです。xine 版(totem-xine)と GStreamer 版(totem-gstreamer) があり、切り替えることができます。を参照してください。GNOME以外の選択肢インストールCDで利用できるGUI環境はGNOMEとtwm(X標準のウィンドウマネージャ)だけですが、VinePlusにはGNOME以外のデスクトップ環境やウィンドウマネージャが用意されています。これらは、APTパッケージ管理システムを利用することで簡単にインストールする事ができます。以下にVinePlusに用意されているデスクトップ環境などのパッケージの例を挙げます。
デスクトップ環境やウィンドウマネージャのパッケージパッケージ名公式サイト日本語の情報源task-kdeKDE Homepage - Conquer your Desktop!KDE ホームページ(日本KDEユーザ会)task-xfceXfce - Desktop EnvironmentXFce Wiki - FrontPageWindowMakerWindow Maker - Your Next Window ManagerWindow Maker完全FAQblackboxBlackbox Wiki - Blackboxfluxbox.:F L U X B O X:. - Welcome to fluxboxFluxbox 文書icewmicewm